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自分と向き合い始めたキッカケ - 私について①

日々の気づきを綴る中で、過去の私は自我・エゴがとても強く、固定概念をいくつも持っていたことに触れてきました。
そんな私がなぜ自分の内側に目を向けるようになったのか、今回はそのキッカケをシェアしたいと思います。

10代の頃「いい大学に行って、いい会社に就職する」という母の教育もあり、それになんの疑問も持たず、敷かれたレールの上を歩くだけの、自分のやりたいことや夢のない学生時代を過ごしていました。
そんな私が自分のことを考え始めたのは、当時中学生だった2つ下の弟がある日突然「もう今日を限りに勉強はしません!」と母に言い放ち、自分の好きなことをし始めたことでした。

それまで毎日塾や部活に真面目に行っていた弟が「自分のことを(勉強するという)条件付きでしか愛せないのか?」と母に言ったそのセリフは、当時のことを思うと、私以上に母の方が想像を超える衝撃だったと思います。
そこから母は自分と向き合うようになったようで、大学受験を控える私に、これまで間違えたことを沢山言ってきたと謝られました。
「自分の本当にしたいことをしなさい」そう言われたときに、初めて自分が本当にしたいこと、自分について考えました。

でもこれまで考えたことがなかったので、自分のしたいことが何なのか分からず、そもそも自分って何なのか、誰なのか分からず「自分探しの旅」をスタートさせます。

手探りで始まった「自分探しの旅」。

・周りの人が見てる自分のイメージに、自分を合わせてみる
・女子大に通ってるキラキラした自分(理想の自分)になりたくて女子大へ進学
・自分の枠を外したくて海外に短期留学する
・心理学やメンタルヘルスを学ぶためスクールに通って心理カウンセラーの資格を取ってみる
・歴史やメイク、自己啓発といった興味のある ありとあらゆるセミナーに行ってみる
・自己啓発や引き寄せの法則、精神世界の本を読み漁る

見ての通りそれはそれは、迷走していた高校〜大学生時代。笑

理想の自分に無理矢理にでも近づけたことで、周りから見られる印象も、自分が見られたい通りになりました。
でもその私は「本当の私」ではありません。
誰かと居ても仮の姿でいるような感覚で、ますます自分が分からなくなっていきます。

そもそも、外の世界にどれだけ自分を探しても見つかるはずがありません。
そんな時に、母が自分と向き合う為に始めていた「インナーチャイルドカード」を私も学んでみることにしました。
それが「自分探しの旅」の終わりであり「自分の内側に目を向ける=本当の自分に戻る」始まりでした。

そんな迷走していた自分探しの旅もムダなことは一つもなく、その頃に出会った色んな人の話は、当時の自分の狭かった世界を大きく広げてくれ、心理学が活きていることもあります。
でも、宇宙の法則やルール、真理といわれるものを学んでいる今だから分かるのは、心理学は本当に表層的な部分の話。
そして、自分のやりたいことや心ときめく「何か」を探して生きる目的にしようとしていたことも「大きな夢や目標、ときめくものがないといけない」という自分の固定観念からくる自我の思い。
大きな夢やときめく何かがなくても、今目の前にある当たり前の日常に、全てのときめきが詰まっています。

次のnoteでは旅を終えた後の、自分の内側を見始めてからのことをシェアします。

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