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コミュニティ乱立時代の新しい武器になるストーリー集客術

こんにちは、ひろです。今日はコミュニティビジネスの拡大について考察します。

「ストーリーは集客に効果抜群」というお話です。


議論の前提となる時代の変化から考察します。

次の記事をご覧ください。

上の記事をまとめると、Useful(役に立つ)からMeaningful(意味がある)の時代に移行しているというお話です。

例えばコミュニティビジネスの場合、Usefulの軸では差別化できません。

ぶっちゃけどこも「頑張って情報発信して稼ごう」という方向性です。

ノウハウの差別化も難しいですし、「いくら稼いだ!」という実績でも差別化は困難です。

その点で言えば、コミュニティと塾予備校は似ています

なぜなら塾予備校もUsefulの側面で差別化できないからです。

どの塾予備校でも授業は分かりやすいですし、課題管理や進路指導を行う点も同じです。

それに合格実績は大手予備校に敵うわけがないですし、大手予備校の合格実績もだいたい同じです。

なので多くの塾予備校は集客に困るわけですね。


塾予備校が選ばれる要因は、講師のキャラ居心地の良さ誰が通っているかです。

なのでストーリーマーケティングが非常に有効なのです。

ちなみに僕が塾予備校の校舎運営を行なっていたときも同様の手法を使っていました。

マーケティングなんて学んだこともなかったですし、教えてくれる人もいませんでした。

あれこれ試行錯誤していたら、自然と身についたような感じです。

そして新規体験申込数、継続率、退塾率ともに過去最高の数値を叩き出していました。

このとき、マーケティングは教えてもらうものではなく『自分で身につけるものだ』と分かった次第です。

話を元に戻しますね。


大前提として、生徒や保護者は「その塾予備校の授業やカリキュラム」に興味がありません。

塾予備校である以上、分かりやすくて面白い授業なんて当たり前だからです。

それに合格実績でも、そこまで差別化できません。

ただ、視点を変えればセールスポイントはいくらでも生まれます。

どんな先生が教えているのか
どんな生徒が通っているのか
生徒はどんな表情で勉強しているのか
過去の卒業生はどんな成長をしたのか
...etc

このようなストーリーは他の塾予備校にもない「オリジナルの商品」です。

さらに一人一人が笑って通える校舎になれば、それだけ魅力的なストーリーが生まれます。

魅力的なストーリーが生まれたら、それを生徒や保護者に伝えます。

すると生徒や保護者は「ここに通えば、自分たちも同じストーリーを体験できる」と思えます。

つまり顧客ロイヤリティの獲得に成功したわけです。


この視点はコミュニティのマーケティングにも使えます。

一昔前のコミュニティでは、リーダーのカリスマ性が差別化要因でした。

つまり『どれだけリーダーが凄い人か』がコミュニティの価値だったのです。

ですが、これからの時代は『フォロワーの物語』がコミュニティの価値です。

どんな人がコミュニティに所属しているのか
どれだけコミュニティは愛されているのか
どんな価値観が共有されているのか

そういった魅力的なストーリーがコミュニティの資産です。

だからこそコミュニティリーダーの役割は、フォロワーを立たせて魅力的なストーリーを作り出すことになります。

そして魅力的なストーリーをたくさん発信すれば、他の人も勝手に巻き込まれていきます。

これがストーリーを活用した集客戦術です。


ということで本日は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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