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うどは本当に大木か

今回は山うどを調理する。

庭の片隅に忘れられたように山うどが自生している。
昔、祖父が山から持ってきて植えたものらしい。

山うどは自生する緑色のうどを指し、
店頭で売っている白いうどは”軟化うど”といい、地下で日光を当てずに栽培したものである。

一見「大きい雑草」という感じ


根元から鎌で刈り取る。

何の写真かよくわからないけど鎌で刈取っているところ

根元はけっこう硬いのでハサミなどは向かない。


採れた。

けばけばがちょっとちくちくする


さっそく調理開始。

食べられる部分は少しだけ


今回は山椒味噌和えにしようと思う。

洗って上の部分を切り落とす。葉っぱは天ぷらにでもしよう。

中は白い。

皮を剥く。厚めにむかないと筋っぽくて美味しくない。
採れたてだからだろうか?意外とべたべたしたりゴワゴワしない。

短冊っぽく切ってみる

食べやすい大きさに切り、酢水にさらす。
1本だけの調理なので、本当に”気持ち”な量である。



そして水を切って山椒味噌と和える。山椒味噌は事前に作っておいた。

春の香りがする

ボウルでさっと和えて盛り付ける。

出来上がり

せっかくなので、木の芽も添えてみる。
木の芽がないと何で和えたかわからないので。
”あしらい”って、大事!

食べてみると、思ったよりえぐみが少なく食べやすい。
山うどだからといって、白いうどよりえぐみが強いというわけでもないらしい。
春の醍醐味ともいえる山椒味噌の風味と合わさり、
シンプルながらもこれ以上ない春の一品となった。


ところで、先に”一見大きい雑草みたい”とちらっと書いたが、
「うどの大木」という諺は、うどが成長が速く大きくなるが柔らかくて役に立たないことからきているという。
だったら、あれ・・ウド鈴木さんのウドはなんなのだろうとついでに調べてみる。
そうしたらまさに芸名はその「うどの大木」から来ているらしい。(ウィキペディア調べ)

どうでもいいことである。

蛇足であった。


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