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《機械無知》ノイズキャンセリングイヤホンの盲点

2年前に私はノイズキャンセリングイヤホンを購入しました。

上の階の住人が夜中でもドカドカと音をたてるため、精神的に参ってしまい『我慢して何とかなる話ではないから』と結構な金額を出して買いました。

もともと聴覚を含め、過敏さはあったのだと思います。
イヤーマフや耳栓などはそれ以前から使用していました。
音が怖いんですね。

最初は『こんなに高いもの、アルバイトの自分には贅沢なんじゃないか?』と思ってしまっていましたが、上の住人に対し必要以上の憎しみを持たないために『物で対策をすること』は賢明であると判断しました。

何よりも自分を護るためでした。
自分が壊れてしまわないため。


コロナ禍でイヤホンの試着もしづらい中、試着できる店舗まで行って選びました。

かなり上のランクのものを…
(今でも全く価格が落ちていないようです)



完全ワイヤレス

ブルートゥース

最高ランク ノイキャン



それを2年使い、今回突き当たった壁は…

バッテリーの寿命…です。

そりゃあ一時間持たなくなるよね。

イヤホンにとっては『過重労働』だし(苦笑)。

バッテリーが熱をもったりもしました。






ノイズキャンセリングイヤホンがある生活に慣れてしまうと、『無いと困る』。

しかも、『ちゃんとした』ノイズキャンセリングが無いと困る。

人生初、が『最高ランク』で良かったのか…?


通帳と、今月こなした内職の数と、支出見込み…
今年は窓を開けられない夏になるかも知れないから、エアコン代も計上しなくては…
ああ…無い。
お金は無い…が、ノイズキャンセリング無し生活で体調を持ち崩しているのも事実なんだ。


人並みにお金が稼げないのにも関わらず、過敏さをカバーするためにある程度支出しないと、心身ともに削れてゆく。

生活に支障を来しきってしまう。

この辺りは、本当にジレンマなのだ。


…ああああ…どうしよう。






と、昨日はひたすら計算をしていました。

正直、何とかならないわけではなかったので、今回も『ちゃんとした』ノイズキャンセリングをお迎えする決心をつけました。


引っ越しも考えたりして、物件をネットで探すとやっぱり自分んちは極端に……家賃が安い、んですね。

安いからこそ、乱暴な音を立てる人にも耐えなきゃいけないのかも知れないけれど…



2年前の夏に描いたマンガ日記が出てきたので載せてみます。
(まだ自分をPTSDとも発達障害とも知らない頃です)

この黒いワンワンは呆れていたようですが、たまに『本気で申し訳なさそうにしてくる』ワンワン❝も❞います。
(❝も❞です、こんなのしょっちゅうですから)

正直、こっちこそビックリさせてしまって申し訳ないので、お互い頭を下げ合い、気まずくなりつつ…最後にお互いに苦笑いをし合う😅
えへへ…

犬が持つ社会性ってすごいなぁ…。




まぁ、日記はさておき。

上の階の音が怖くて堪らないときは、壁に背中を押し付けてひたすら深呼吸します。

鳥肌が立っていようが、手が震えていようが、まず背中に誰も回り込まないように…
ビタッと背中を壁に押し付けて。


感覚の過敏さはPTSD患者にもみられますし、発達障害のひとにもみられることがあります。
正直、自分にあらわれている過敏さがどっちに起因するのかは判りません。
両方かもしれませんし。




ノイズキャンセリング…
バッテリーの寿命に要注意です。

そりゃあ耳に収まるような小さなバッテリーだもの、半永久的なわけないですよね。


ひとつ買ったら、ずっと使える♪

と思っていたら

違いました。




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