《ポリヴェーガル理論》セルフコンパッションが上手くいかない理由「安心って何!?」
以前からセルフコンパッション=自分を大切にする、練習を頑張ってるのですが…上手くいかず「どうしたものかな…」と頭を抱えていました。
※セルフコンパッションの練習におすすめの本→
ふと気づきました。
「…あ…、わたし安心とか安全とかどんな状態か知らないわ」
ソコだーっ!!
安心の感覚がわからなければ実践できなくても仕方ない…
よし、ならば「安心・安全とはどのような状態か知ろう!」と今度はポリヴェーガル理論にかじりついています。
交感神経と副交感神経の2つではなく、交感神経系(闘うか逃げるか)、背側迷走神経系(凍りつき・フリーズ・籠もる)、腹側迷走神経系(友好・社会的・安全)の3つに分けて考えた理論です。
私は序章でこの理屈を掴み(以前同訳者のポリヴェーガル理論の本*を読んでいたためスラスラ入ってきました)、実践編を少しずつ試しています。
*→
まずマッピングという実践編。
3つの状態を紙に書き出して、
交感神経系優位(闘うか逃げるか)の状態はどんな感じ?、
そこに入り込むトリガーは?、
そこから抜け出すためには?
背側迷走神経系優位(凍りつき・フリーズ)の状態はどんな感じ?
そこに入り込むトリガーは?、
そこから抜け出すには?
腹側迷走神経系優位(友好・安全)の時の状態はどんな感じ?、
そこにいたる兆しは?、
そこに留まるには?
を「一覧表」にしました。
また、それぞれの段階から楽になる方法、留まる方法を「自力でできること」「他者と関わりながらできること」に分け書き加えました。
これで、マッピング作業はとりあえず終了しました。
これからも書き足されたり、「これ…もう不要だな」は出てくると思います。
そのたびにアップデートです。
このマッピングで感じたのは、
落ち込んでも這い上がれる。
落ち込むことを責めなくてもいい。
何故なら私が生きてくる為に必要な防御反応が正常に機能しているから、フリーズに落ち込むだけだ。
また、元気でも体調を崩すときは崩す。
トータルで見て元気なときと具合の悪いときの振り子のバランスよければ、それで良し!
自分の状態を引きで見ればいい。
という気づきと自信が持てました。
あと、自分の中にも「安心している時間は存在する」ということがわかり、それは私の場合「海辺に座っているとき」のようです。
セルフコンパッション、もう1つの躓きは「触られること」へのハードルでした。
よくクリニックなどでも言われることですが、
「自分をさすりましょう」。
セルフコンパッションでもポリヴェーガル理論でも「触れる・さする」は大切なものとされてよく紹介されます。
ただ…、世の中には触られるのが嫌いな人もいます(アタシだよぉうっ!!)。
暴力のトラウマや、機嫌の良いときだけの親のタッチを思い出したり…いいことなんてありません。
私は自分をさするのも苦手なわけです。
…で、撫でるのはぬいぐるみでもいいらしいので、ぬいぐるみを用意しました。
ここ2週間ほどぬいぐるみの肩甲骨マッサージ(?)やリンパマッサージ(??)をしてあげてから、抱っこして背中を撫でてあげてます。
撫でながら「過呼吸予防呼吸法」をしていると私が眠ることがあります。
過覚醒の不眠女が寝落ちしているならばそれなりに効果はあったというものです。
……とはいえ、本を買って勉強したり、ぬいぐるみを買ったり、神経系に不具合があると底上げするためだけにお金かかっちゃうなぁと思いました😅
ポリヴェーガル理論実践編はまだまだ続きます。
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