私が信用していなかった支援員。
その支援員はアスペルガー症候群持ちだった。
お嬢さんはそれを遺伝したそうだ。
その支援員は、私が障害者の作業所などで周囲の人にPTSDのトリガーを引かれ困り果てていると、
「笑顔だよ!
笑顔でいれば何でもうまくいく!」
と励ましていた。
内心、冗談じゃないと思っていた私。
アスペルガーの彼女は「私はね〜、イライラを抑えるのが大変」と言っていた。
私も発達障害があるが、ADHDでおっとりしているため、あまりイライラで悩むことはない。
むしろ、辛さに耐えすぎてしまうことや、「それ、やめてください」と言えないことや、酷いことをされても涙すら出てこないこないことに悩んでいた。
彼女のようにすぐにキレて障害のある人に「あーあー、そーですか!わかりましたよ!ちっ(舌打ち)」
(支援員としてどうなのか…)
なんて表に出せないのが私だった。
それなのに、「発達仲間〜」とか言って、私の困りごとは「私がニコニコ」していれば解決するものだと思っていたらしい。
それはね、健康な人や、気の強い人が身につけるスキルなの。
虐待されてきた人が身につけてはいけないスキルなの。
『顔で笑って心で泣いて』
それは健康な人だけが行っていいこと。
私はしばらくしてその支援員と連絡を絶った。
的はずれな助言ばかりする彼女に心底失望したからだった。
知識がなくても支援員になれてしまうことも恐ろしいシステムだと思った。
私を傷つける彼女に私を支援することなど無理なので、さようならさせていただいた。
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