愛媛県民が地元にひとりで行ってみた ー砥部編 #2ー
松山市内から車で行けば約40分くらいのところを、路線バスで一時間かけてやってきました「砥部焼観光センター炎の里」、の最寄りのバス停。
初めて降り立ったドキドキ感は、地元だろうが、見知らぬ土地への期待と不安。
自分に自信がないので、降りてすぐに帰りのバス停を探したけど、見当たりません。
急に不安が襲います。
帰りのバス停がめっちゃ遠かったらどうしよう。
いやいや、ここは日本。(外国は知らないけど)
きっとすぐ近くにあるはず。
と、ちょっと先まで覗いてみても、見えるところにはありません。
困ったときは、人に聞くに限ります。
バスを降りた場所がローソンの駐車場だったこともあり、ローソンの店内で店員さんに聞いてみました。
慣れた感じで、ああ帰りはここの正面にある駐車場に立ってたらバスが停まってくれますから〜、と教えてくれました。
なるほど、バス停はなく、待ち人がいれば停まるよ、っていう仕組みのようです。
お礼に飴を買って、いざ「砥部焼観光センター炎の里」へ。バス停から徒歩5分と聞いていました。
多分、東に向かった気がしますが、私はわりと方向音痴です。
なんてことはない道路と里山の景色に、すでに何やら感動してシャッターを切りました。
何気ない風景に心が動く。
ああ、なんて旅って素晴らしいんでしょう。
地元ということは忘れ、紛れもない旅人気分で歩くこと1分。
鮮やかなタチアオイが咲いていました。
また感動してシャッターを切ります。
しかも、その奥には目的地の「砥部焼観光センター炎の里」が見えてます。
俄然写欲が湧き、あーでもない、こーでもないと、パシャパシャ撮りました。
歩いて5分で着くはずですが、すでに10分以上経過してます。なかなか着きませんが、目的地は目の前です。
タチアオイに別れを告げて、橋を渡ること1分。
川が流れてるではありませんか。しかも綺麗。
家族と旅に行くと、なかなか前に進めない、と苦情が出ます。写真を撮って動かないから。
でも今日は1人です。好きな場所で好きなだけ写真が撮れます。
そこに川が流れてたら、撮らないわけにはいきません。
目的地はずっと見えているのになかなか着きませんが、きっともうすぐ辿り着くはずです。
3へつづく
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