子供の頃からカサンドラだったと気づいた話

ほっこり〜の由加です。
カサンドラ症候群の方、発達障害の方が身近にいらっしゃる方に何か少しでも参考になるような記事を書いていきたいと思っております。

私の夫はadhdと簡易診断済み、治療中なのですが、今のところ、比較的良好な関係を築けているのではないかな、と思っています。

そんな夫には普段から実家の家族のことや私の悩みなども相談したりするのですが、数年前に相談したときに、
「子供の頃から君はカサンドラ状態だったんじゃないの?」
とふと言われました。

カサンドラ症候群の説明は今回省きますが、
発達障害のある家族との関係の悩みを、周囲の人にわかってもらえず、より傷ついて悩んできた状態だったのでは?という意味で夫は言ってくれたのです。
(私たち夫婦の間ではよく使っていた言い回しです。)

そこでそうかもしれない、と思って、時間をかけてゆっくり思い返してみると、
あの時傷ついたのも、
こういうことでいつも困っていたのも、そうだったのかもしれないと、
ひとつひとつ思い出して考えてみると、

家族、友人や学校・職場の人、近しかった人に何人も発達障害の特性が強い人がいた、
というよりは近しい人のほとんどが発達障害だったということがわかりました。
(実際には診断が出ている人もいれば受診拒否している人もいるので、確定しているわけではありませんが、困りごとは発達障害の特性で説明がつきます。)

昔からかなり変人だな、と家族に違和感があり、アスペルガー(当時はasdという言葉はなく)なのかもしれないと思ってはいましたが、今ほどわかりやすい書籍や情報がなく、アスペルガーとはどういうものなのか、よくわかっていませんでした。

その状態で夫と付き合い、この人はアスペルガーではないだろうな、と浅い知識で判断してしまい、
結婚生活でつまづき、調べる中で色々とわかることが増えて、今に至ります。

子供の頃や学生時代は全くわかっていないので、
発達障害の家族のことを、別の発達障害の人(タイプは違いますが)に相談してしまい、なんでかわからないがすごく私が責められる、ということを、よくやってしまっていました…
定型発達の人に相談してもわかってもらえず傷つくことが多いカサンドラなのに、発達障害の人に相談してしまうと、似たところがある(発達障害の人の気持ちがわかる)ので余計私が怒られます(そりゃそうだ)

私から見ると全く違うタイプに見えるので、この人ならわかってくれるかも?と相談してしまっていました。

自信たっぷりにもっともらしいアドバイスをくれるので(そしてお前が悪いんだ、と厳しい)、ますます混乱して悩みを深めていましたね…
(勿論一理あるのですが、私が傷つく気持ちに寄り添ってはくれない)

昔はカサンドラと言えば配偶者・パートナーが発達障害の人、という認識しか広まっていませんでしたが、
今は職場の同僚や親、友人など、その認識は広まっていると思います。

今困っているひとに伝えたいことは、とにかく知識を得ることです。
ただでさえ疲れているので簡単ではないと思うのですが、漫画やイラストのついた本だとわかりやすいかなと思います。
(無理はしないで、焦らず時間をかけて、出来る時にで充分です)

まだわかっていないことも多いですし、間違った情報も中にはあるので鵜呑みはしないほうが良いと思いますが、
あまり具体的な対処法がない今は、知識が一番の味方だと思います。
(また詳しく記事にしますね。)

あと自助会も良いと言いますが、私の住んでいる地域でも無く、オンライン開催もかなり限られてくるので、
まずは同じように悩んでいる、私や(これから書きますね)、他のブログなどで書かれているもの、体験談を読んだりして、あるある、似てる!と思うだけでも元気が少し出るのでオススメです。

ちょっと長々と書いてしまいましたが、
これから少しずつ、発達障害の方の周囲で過ごしている方にヒントになるような記事を書いて行ければいいなと思っていますので、もしよろしければフォローをお願いします。

たまに夫も記事をあげるかもしれないので、そちらも読んでいただければ嬉しいです(^^)


ほっこり〜の由加でした。

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