本を「読んだつもり」から脱却する方法
ビジネス系の本を読むことが多いけど、「本を読んでも身にならない」ことが悩みのタネだった。読んだ気になって、内容は覚えていなかった。
「レバレッジ・リーディング(本田 直之 著)」に、その解決策が書いてあった。実践して本当に本の内容が身につくようになったので、紹介する。
ざっと目を通す
やることはシンプル。まずは鉛筆、ボールペンなど何でもいいので、メモを本に書き入れながら、ざっと目を通す。
1. 重要なところには☆をつける
2. 大事なところに線を引く
3. 線を引くところが多ければ、四角で囲む
4. 余白にどんどん書き込む
このように、どんどん書き込む。「本をきれいに読もう」と思わないことが大切。
読書メモを作る
これが大切。復習をしないと頭に入らない。
線を引いたり、メモした内容をメモにまとめる。自分の言葉で、パソコンで読書メモを作る。スマホにデータを入れておけば、通勤途中などの空き時間に復習できる。
こうやって本を読みっぱなしにせずに、読書メモを作り、繰り返し読み、頭に叩き込む。そうすると、忘れない。身につく。
作った読書メモはEvernoteにコピペしておくと、Googleで検索した時にヒットする。(EvernoteのChromeプラグインが必要)
読書メモをパソコンに保存しておけば、ファイル検索をした時にヒットする。こうやって、必要な時に取り出せるようにする。
暗記系の試験対策にもなる
仕事の関係で資格試験を受けることがあった。教科書の読書メモを作り、繰り返し読むだけで一発合格した。暗記系の試験はこれでバッチリ。
読書メモ作成に時間がかかる
唯一の問題点は、読書メモ作成に時間がかかる点である。本によっては、Wordで80ページ近くなる。これだけページが多いと、結構時間がかかる。
この方法で、「読んだつもり」からは脱却できた。ただ、最近はスマホで本を読むので、読書量が増え、読書メモ作成が追いついていないのが悩み。地道にがんばろう。
使い道は投げ銭されてから考えます。寄付でもしようかな。