2020年の振り返りと2021年に向けて
こんにちは、shoheiです。
今年も去年同様に振り返りたいと思います。
今年の主な出来事は以下の通りです。
- 法人設立
- 英語の瞬間翻訳トレーニング Lalaのリリース
- お遍路ウォーキングアプリの1日の利用ユーザー数が1000人突破
- Reactを使った開発
- アプリ開発の技術支援
- YouTubeチャンネル開設
去年の振り返りの2020年に向けてに書いてある通り今年は「どれぐらいチャレンジできるか」を軸に動いてきました。
要するに今までやっていない新しいことへのチャレンジですね。新しい事好きな自分にとってワクワクできた1年だったかなと思います。
振り返っていきます。
法人設立
株式会社Neverを設立しました。2020年3月10日に登記、2020年5月1日から事業を開始しました。
https://neverjp.com/
今まで個人事業主(2018年7月 - 2020年4月)で活動していましたがそれは廃業し、今は法人としてお仕事をしています。
ソフトウェアの開発会社として主に受託開発事業、自社サービス開発・運用(個人からの引き継ぎ)、技術支援をしています。
会社を作った理由ですが、今まで会社を作ったことがなかったので作ってみたかったというが一つと今まで個人事業主で1人で仕事がするのが寂しいので同じ目標を持った仲間(社員)が欲しいという理由です(これが1番かな笑)。
ただ今は人を雇えるほどの資金がありませんので1人で仕事をしています(代表兼エンジニア)。近い将来に2人(エンジニア兼マーケティング)採用して会社を成長させていきたいです。
余談ですが、法人設立に必要な手続き等は個人事業主時代にお世話になっている税理士さんにしてもらいました。こちらの作業としては印鑑の用意と法人用の銀行口座を作るぐらいでした。スムーズに法人を作ることができたのですが、銀行口座を作る際に必要な書類をまとめるのがすごい大変でした。
メガバンクだったのもありやはり与信が必要になるので個人事業主時代の事業の詳細についてかなり求められました。
あれも欲しいこれも欲しいと言われ何回も家と銀行の往復をしました。おかげさまで審査が通り無事銀行口座を作ることができました。銀行から通帳が用意できましたと連絡がきた時は小さくガッツポーズするほどでした笑。
英語の瞬間翻訳トレーニング Lalaのリリース
今年の2月に英語の勉強ができるアプリをリリースしました。iOSとAndroid版ともに無料でダウンロードできます。
https://lala.support/
開発に至った経緯として、2019年末にアイリッシュパブにいる外国人と仲良くなりたいという理由で英語の勉強をしていまして、その時感じた課題を解決するためにこのアプリを作りました。
アプリ開発で使った技術はFlutterとFirebaseです。少し古い内容になりますがこちらの記事で技術解説しています。記事の内容が古いので現在のデザインや設計はかなり違いますが参考になれば幸いです。
リリースしてから開発を続けていまして、主にユーザー数を伸ばすために機能の追加、デザインやユーザー体験の改善、Google広告でアプリの宣伝をしていました。
利用ユーザー数(Lala)
収益(Lala)
思ったより伸びなかったのが率直な感想です。今のDAU(1日の利用ユーザー数)は20〜30人ほどです。数字の解説をすると長くなるので詳細は別記事で書く予定です。
ダウンロードして頂いたみなさまありがとうございますm(_ _)m
お遍路ウォーキングアプリの1日の利用ユーザー数が1000人突破
四国お遍路の旅をバーチャルに体験できる「お遍路ウォーキング」というアプリの開発と運用をしています。現在はiOS版のみです(Android版の開発を予定していますがリリース日は未定)。
https://ohenrowalking.app/
初回リリースが2017年12月ぐらいでして今年の1月までほぼ放置(多少のバグは直していましたが)していました(笑)
去年の12月にGoogleアドセンスが復活したのでGoogle広告の設置とアナリティクスをついでに設置したところ想像以上にDAUが多かったので開発を続ける事を決心しました。
このアプリは自分がiOSエンジニアとして実務経験をする前に作ったアプリだったので至る所にクソコードが散在していました。
機能を追加したくてもクソコード過ぎて品質に不安があったので、意を決して大規模なリファクタリング(VIPERを採用)をしました。
そのおかげで既存の問題点や不具合も解消することができ、新しい機能も容易に実装することができました(本当にやってよかった)。
利用ユーザー数(お遍路ウォーキング)
収益(お遍路ウォーキング)
11月8日にDAU1000人を超え、最近の平均DAUは1000人を少し超えるぐらいになりました。1日の新規ダウンロード数は10人程度ですがアプリの定着率が高く、毎日使ってもらえる仕組みを実装できているのがDAU1000人の理由かなと思っています。また、お金を出してGoogle広告へアプリを掲載したりPR TIMESに投稿したのも理由の一つです。
余談ですが、今まで開発は1人でやっていましたが、自分のリソース状況が厳しい事もあり他のエンジニアの方に手伝っていただいています。前にMENTAというサービスでアプリ開発を教えていたのですが、そこで受講していただいた方に手伝ってもらっています。彼はMENTAを卒業してからはiOSエンジニアとして転職し実務経験を経てめちゃくちゃ立派になって帰ってきてくれました。
教えていた生徒と一緒に同じ立場で良いプロダクトを作るってめちゃくちゃエモいですね笑。今後もよろしくお願いしますm(_ _)m
Reactを使った開発
Reactを使ったWeb開発とアプリ開発をしました。JSフレームワークはVueしか触ったことなかったですが、前々から興味を持っていたReactを使った開発ができてよかったです。
Webもアプリ開発も受託案件で使いまして、Web開発については関西では知らない人はいないであろうあの有名なじゃけえさんと一緒にReactを使ってお仕事ができて本当に良かったです(めちゃくちゃ学ばせて頂きました)。
アプリ開発はクロスプラットフォームフレームワークのReact Nativeを使った受託案件でした。React Nativeの良さや辛みを感じつつFlutterと比較しての良し悪しを実際に手を動かすことで知ることができてよかったです。
来年はReact(Next.js)を使った自社サービス開発を計画しているので得た知見を活かしていきます。
アプリ開発の技術支援
今年から本格的に力を入れていくお仕事です。
モバイルアプリ開発の設計や実装面の技術的なサポートやチーム開発・タスクマネジメントのフォローアップもします。過去の実務経験で得た事(プログラマーとしてもマネージャーとしても)を活かし、納期と品質を守りスムーズにチーム開発ができるようサポート致します。
有難い事に現在は1つのプロジェクトをサポートしています。プロジェクトが理想の形としてリリースできるようサポートしていきます。
YouTubeチャンネル開設
水面下でYouTubeチャンネルを開設して動画を投稿していました。
https://www.youtube.com/c/mokudev
なぜ?急に?何があったの?と思いますよね笑
理由についてはこの動画で解説しています。チャンネル開設に至った経緯や投稿していた理由、今後の方向性につていも触れているので良ければ見てください。
チャンネル登録していただいた皆様ありがとうございますm(_ _)m
来年に向けて
振り返りが長くなりましたが、来年に向けてどう動いていこうかまとめたいと思います。
ざっくり言うと、来年はより自社サービスに力を入れていこうと思います。
やはり自分で作ったサービスの売り上げで生活がしたいという捨てきれない思いがあります。まだ自社サービスだけでは流石に食っていけないので受託開発も今まで通りしていきます。来年は種をまき、芽が少しでも咲きはじめてくれるよう動いていきます。
来年主に力を入れていきたい内容は以下の通りです。
- 新しい自社サービスの開発
- お遍路ウォーキングのDAU2000人を目指す
- FlutterのUdemy教材を作る
- 引き続き受託開発と技術支援を続ける
新しい自社サービスの開発
新しいモバイルアプリ1つとWebアプリ1つの合計2つのサービスを開発していきます。
モバイルアプリに関して、狙うターゲットと作りたい機能が具体的に決まってきましたので、年明けから開発をスタートさせます。まずはiOSから開発します。技術スタックはSwiftUIを使い、バックエンドは使用せずネイティブだけで完結できるアプリを作ります。Android版は余裕があれば作ろうと思っていますが、2021年に着手するかどうかは未定です。もし作るのであればJetpack Composeを使って作ります。
Webアプリに関して、作りたい機能やターゲットが決まりつつありますが、開発規模が大きくなりそうなので類似サービスの調査やα版リリース後からの戦略をしっかり考えてから開発をスタートさせたいと考えています。技術スタックはReact(Next.js)とGCP(Firebaseだけで完結したい、SQL使うかも)を使う予定です。
お遍路ウォーキングのDAU2000人を目指す
今年のDAU1000人達成できたので来年はその倍はいきたいという単純な理由(笑)で2000人を目指します。
改善点や新しい機能は決まっているのでごりごり開発を進めます。
新規ユーザーを獲得するための宣伝もやっていかないといけないのでGoogleやSmartNewsなどの広告掲載を考えています。また企業・自治体・イベントとタイアップできるチャンスを見つけていきたいです。
FlutterのUdemy教材を作る
Flutterの教材を作ろうと考えています。Udemyで公開します(じゃけえさんの影響)。
ターゲットは実務経験が「未経験から1年未満の方向け」に実務で使える内容をコンセプトに作ります。教材を作る理由は今後アプリ開発を手伝ってくれる人を増やすためと弊社の売り上げを上げてそのお金で新しいエンジニアを雇いたいからです。
年明けから教材のアジェンダを考え始めます。詳細についてはまたアナウンスします。
引き続き受託開発と技術支援を続ける
引き続き、会社の生命線となる受託開発と技術支援を続けます。
技術支援のお仕事を増やしたいので、来年は技術的なことやチーム開発に関する発信が多くなるかもしれません。また、もし仕事がこれ以上多くなると自分1人だけでは厳しくになってくるので仲間を増やすことも検討しています。
番外編
ここに載せるほどではないですが、今年達成できた個人的に嬉しかったことを列挙させてください笑
Githubのコミットが365日続きました🎉毎日プログラミングをしたという証明です笑
Flutterで作ったライブラリのPOPULARITY(利用頻度)が90%を超えた🎉エゴサーチすると海外の方々が積極的に使ってくれている様な気がします笑
ビートマニアⅡDXの段位認定で九段に昇格できた🎉仕事の息抜きでたまにゲーセン行って鍵盤叩いています笑
ということで今年の振り返りと来年について書いてみました。
今年はコロナのせいで年初の仕事に影響がありましたが周りの方々のおかげでなんとかやっていくことができました。結果、充実した1年を送ることができました。
一緒にお仕事をさせていただいた皆様、本当にありがとうございました。来年はより結果を出せるようがんばります。
来年もよろしくお願い致します。
それでは。