情景235.「早春の小昼」【掌編小説 at カクヨム】
今回ご紹介する掌編小説は、カクヨム投稿の『あなたが見た情景』から「早春の小昼」です。
他愛のない日常のこと。
肩の力を抜いて眺める、晴れた日の情景。
また学生をやれるなら、カフェのバイトをしたいかなァ。
みなさん、アルバイトは何をされてました?
私の場合、学生時代にいくつかアルバイトをしていて、どれも接客業だったかな……飲食店とか、ウェディングのホールスタッフとか。
今は働き方も多様性の時代なので、年齢や性別を問わずいろんなことにチャレンジできます。
それこそ本業とは別にちょこっとアルバイトしてみたり、時短で副業してみたり、複数の企業で正社員的に働くパラレルワーカーなんて言葉も聞くようになりました。
ガチにも、気楽にも、色んな社会の関わり方が模索できる今です。
なら、少しユルめに、やることはやる、みたいな感じでカフェの店員をやってるのがこの「早春の小昼」のバイトちゃん。
私はもともと就業規則にありがちな副業禁止規定のという考え方自体に懐疑的だったので、今の多様性をもとに様々な働き方が進む流れには歓迎的です。
(だって、違和感ないです? 副業を禁止する、って、それは就業時間の外……つまり業務外の個人のあり方に企業のローカルルールが介入してくるのが「ふつうのこと」で、それを一方的に守らせようとする流れがまかり通るなんて)
話が逸れました。
学生時代に経験した色んなアルバイトの経験は、私のキャパをある程度広げてくれたなァという実感を持ちつつ、他にも色々やってみたかったなと思い返すきっかけにもなってくれています。
色々やりましたね。
焼肉屋さんのホールスタッフとか、ドームのビール売りとか(キリンビールでした)、家庭教師とか、ウェディングのスタッフとか、チケットもぎり、大学の教科書販売員に家電量販店のメモリーオーディオ担当とか。
メモリーオーディオは当時がipodとウォークマンの二大巨頭に数多のメーカーが並んでいて、まさに群雄割拠の頃です。
(acerの100円パソコンが出始めたのがこの頃だったかな……)
ともあれ。
肩の力を抜いて今を楽しく。
そんな時間もあっていいはず。
バイトちゃんの情景、お楽しみください。
『あなたが見た情景』は、目の前の景色を眺めるように情景を思い描ける、ちょっとしたお話のあつまりです。
どこからでも何話からでも好きなところから読みはじめて大丈夫。
気になったタイトルをひらいてみてください。
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