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雪・節分・非日常

お疲れ様です。
昨日降った雪がすごいですね。こんな雪を見るのは本当に久しぶり。というのも、一昨年から昨年にかけてチュニジアに留学に行っていたからだ。

いくつになっても雪が降るとワクワクするもの。
昨日のアルバイト中は「帰れるかな〜」とか言ってみたけど、本心では「帰れなくても雪の中をルンルンで駆け回りたい」くらいに思っていた

いざ外に出ると寒いけど、やっぱり交通機関の乱れやら足跡やら早々に戸締りをしているお店やらから感じられる非日常感がたまらない。
特に、家についてしまえば、外の猛烈な寒さを室内から悠々と眺める時間はもはや至福である。(雷とか台風とかの時もそう)
自分とは断絶されて、もう大丈夫という安心感に包まれながら感じる外の脅威ってなぜあんなにワクワクするんだろうか。

うちの変わった節分

非日常といえば、みなさんは節分、どのように過ごしましたか?
豆まきはしましたか?東北東を向いて、黙って恵方巻きを食べましたか?

うちの節分は少し変わっている。
行事としては、クリスマスの次くらいに楽しみだし、激しい。
まず、部屋を暗くして、両親が個包装のお菓子とお捻りを「鬼は外・福は内」と言いながら投げる。そのばら撒かれたお菓子(お捻り)を3つ下の弟と私が奪合う。最後に、お互いにとったものを並べて多い方が勝ち。
お捻りと言っても、小銭がほとんどで、紙幣は千円札が本当に少し紛れ込んでいるという具合だ。だからこそ、それをどちらが手にするかにかかっている。

弟はすばしこく、私の鈍い動きとは正反対である。そのため、これまで私が勝ったことは一度もない。だけどあれ、すごく楽しいんだよなあ。でも、側から見たら仮にも成人した兄弟が必死になって這いつくばってぶつかり合う光景は、結構滑稽なんだろうな。
(今年なんて、怪我しないようにってことでダウンジャケットにニット帽と手袋まで装備して臨んだし・・・)

こんな風に節分を過ごすようになったのは割と最近なんだけれど、母は「私たちに孫ができたらこの行事のために実家に帰ってくる」という文化を築き上げられたと満足しているみたい。(孫と一緒に帰省できるかはさっぱり見当もつかないけど)



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