#11 ネガティブだっていいんじゃない

皆さんは自分のこと、ポジティブだと思いますか？ネガティブだと思いますか？私はどちらかというと、ネガティブな方です。もちろん暗い感じではないけど、脳がマイナスのことを考えるのが得意みたいです。

世の中はポジティブがいい、ネガティブが悪いとする風潮があるので、多くの人は自分のネガティブを隠しながら、なるべくポジティブに見えるように生きています。

もちろんそれは決して悪いことではないし、多くの場合、ポジティブは私たちに挑戦する勇気や、前に進むためのエネルギーをくれるので、ポジティブは大事な心の持ち方だと言えるでしょう。

しかし、ずっとポジティブでいなけらばならないと、自分にプレッシャーをかけ過ぎたせいで、生きづらさを感じているのであれば、改めて自分のネガティブに向き合った方がいいかもしれません。

おそらくほとんどの皆さんは『ちびまる子ちゃん』のアニメを見たことあると思います。アニメの中に野口さんというキャラクターは、暗い性格でありながらも、独特な世界観と雰囲気を持っていて、アニメの中では欠かせないキャラクターでもあり、人気の高いキャラクターでもあります。

もし突然、野口さんが別のクラスメイト山田くんみたいに、いつも「アハハ」と笑っているキャラクターに変更されたら、おそらく多くの野口さんファンはショックを受けるでしょう。

そう考えると、ネガティブは一概に良くないと言えないだけではなく、扱い方次第で自分の強みにもなりえます。大事なのは自分のネガティブを一旦受け入れることです。

見えないように蓋をしめて、ポジティブに振舞えば、ネガティブが消えるわけではないです。自分のネガティブを受け入れて初めて、自分のネガティブを理解できるし、どうやって自分のネガティブを生かせるか考えられます。

ポジティブとネガティブは、脳の性質みたいなものだと、私は感じます。数学が得意な人もいれば、国語が得意な人もいます。それと同じように、プラスなことを考えるのが得意な人もいれば、マイナスなことを考えるのが得意な人もいます。どちらがいいどちらが悪いではなく、得意な方を生かせば、それはあなたの強み、あなたの武器になります。

野口さんがいるからこそ、色々な性格のキャラクターがいるからこそ、国民に愛されている『ちびまる子ちゃん』があります。でももし、山田くんだらけの『ちびまる子ちゃん』になったら、どうなんでしょう。私は想像したくないです。

今日も良い一日を。Have a nice day!