見出し画像

勉強をしない子供が勉強をするようになる方法 ~ その1 ~

「子供が全然勉強しようとしません」
「勉強が嫌いなのか自分から机に向かうことがほとんどありません」
「そもそもペンを持とうとすらせずにスマホばっかり持ってます」

自分の子供が勉強しないことに悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。
勉強をしたくない気持ちもわかるけれど、大人になってみると小さい頃に勉強しておけばよかったと後悔するから今のうちに勉強してほしい、大人ならそう思う人も多いはず。

そんな悩みを少しでも解消してもらうために、子供が勉強をするようになる方法を何回かに分けて書いていこうと思います。
子供の年齢によって方法もさまざまなので、いろいろな視点から方法を書いていこうと思います。

そもそも子供は勉強が嫌いなのか?

「勉強が好きだ!」と堂々と答える子供はあまり多くいませんが、じゃあそもそもここで指す「勉強」ってどういうものを意味しているのでしょうか。
「机に向かって椅子に座り鉛筆を持ち問題を解く」ことをイメージする人が多いのかもしれません。ですが、それは本当に「勉強」の意味するものと一致しているのでしょうか。

「机に向かって椅子に座り鉛筆を持ち問題を解く」ということを少し分解していくつかの要素にばらしてみましょう。

まずは「机に向かって椅子に座る」ということですが、これが好きな子供はいるのでしょうか。おそらく好きだという子供は多くないでしょう。勉強するとなると、正確には「ある程度の時間机に向かって椅子に座り続ける」ということが必要になりますし、じっとしていることがよほど好きでなければ、この要素は子供にとって負荷になっているはずです。

次に「鉛筆を持ち問題を解く」というということですが、これは好き嫌いが分かれますので、もう少し分解します。
問題を解くということを、「問題が解ける」と「問題が解けないから考える」に場合分けてみます。
「問題が解ける」ことは実は多くの子供が好きなことです。何かの課題をクリアする達成感は、子供にとっても嬉しいものです。
ネックになるのはもうひとつの「問題が解けないから考える」のほうで、これが好きかどうかが、勉強が好きかどうかに大きく影響しているといっても過言ではありません。

「問題が解けないから考える」のが好きな子供は、きっと勉強をしない子供ではないでしょうから、ここでは触れずにおきます。
「問題が解けないから考える」のが嫌いな子供は、きっと勉強をしていてわからない問題に出会うと、この「嫌い」という気持ちになることでしょう。そうすると、どうしても「勉強」が続きません。

さて、このように分解してみたところで、最初の問いに戻りながら、勉強をしない子供が勉強をする方法について触れていきます。

まずは、勉強・・・

ここから先は

1,906字

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?