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「まこもdeお正月!しめ縄飾りと紅茶で新年を準備する会」

2022年最後のhomimi紅茶会は、お正月の準備をする会と題して、しめ縄飾りを作るワークショップをしました。
しめ縄飾りは、「まこもめぐり」でお世話になっている管理人のまゆみさんを講師としてお呼びした年末スペシャル企画!!

秋に真菰を収穫したときの様子


通常しめ縄飾りは、稲わらで作られることが多いのですが、今回は貴重な青々とした「真菰の葉」で作っていただきました。
真菰の葉は、「まこもめぐり」さんが小田原の下曽我で大切に育てた真菰。
お飾りに使用した色とりどりの「古代米」も同じ田んぼ内で栽培され、無農薬化学肥料不使用の本当は食べてもおいしいお米。

白米に混ぜて炊くとほんのり色づいて美味しい


真菰ならではの良い香りがお部屋中に満ち満ちて、手を動かしている間もとても気持ちがよいのです♪
私は事前にイメトレで練習させていただき、当日はお茶の準備をしながら皆さんの様子を見守っていました。
初めは戸惑いつつも少しずつ編む様がさまになってきて、皆さん個性あふれるとても素敵な仕上がりになっていきました。
最後に精麻でしめ縄と古代米を留めて自由にアレンジ。
通常の縄とお正月の縄の編み方は、逆。
3本のうち、1本を外向きでねじり、2本に添わせるときは内向きに。
まるで陰陽の法則のようでした。
実際にやってみるとなるほど腑に落ちることがありますね。

真菰の葉はしっかり濡らしておくことがポイント


今回は、玄関はもちろんお部屋のインテリアとしても馴染むようなシンプルな装飾で用意していただきましたが、それでも同じ材料を使っても、個性が出るのがワークショップの良いところですね。

お部屋に飾るのもすてき
太さや長さ、飾る位置、ボリュームなどに個性あふれる

最後には、簡単にお片付けして写真撮影してティータイム。
真菰をブレンドしたセイロンティーとお菓子でひと息ついていただきました。

クリスマス気分も少しだけ

お正月の準備としてご用意したもう一つは、新年に飲む「お屠蘇」をイメージした「真菰茶入りお屠蘇ティー」でした。

真菰とスパイスハーブをブレンド

「お屠蘇」をお正月にいただく習慣は、古くは中国から伝わり平安時代から宮中行事として行われていたとされています。

日本酒に「屠蘇散」と呼ばれる生薬やスパイスのブレンドを浸して、元旦にいただくのが本来の形ですが、それを紅茶と真菰茶でイメージしてみました。
優しいヌワラエリヤとキリリとしたウバを中心に、お屠蘇のようなスパイスを忍ばせました。
真菰自体がまろやかで優しい風味なので、あまり邪魔しないようスパイスも厳選しつつ。。
通常の紅茶として熱湯を注いで抽出していただくと、きれいな青々とした真菰の色がすがすがしく目でも楽しませてくれます。

茶殻はお風呂に入れても

何より、個人的には、お正月の準備をひとつふたつ済ませられたことへの心の余裕が、年末の自分を助けてくれるような気がしていて、うれしかったです。
皆さん、今頃どんな年末を迎えているでしょうか?
それぞれのおうちで、すがすがしい新年が迎えられますように。
また来年もよろしくお願いいたします。

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