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#クリスマス

ショートショートショート~7 クリスマスver

ごめん あなたが言う 大丈夫よ 私が答える 何してるの? ずいぶん遅れてきたあなたが聞く この雪をあなたと見たいなぁって空を見上げてた と、手を広げて私が言うと ふうん と、あなたも空を見上げる 目に雪が入りそう と、あなたが笑うから 入らないように瞬きをしながら見るのよ と、私も笑って言う 冷たくなった私の手をそっと繋いで一緒に空を見上げ これからもずっと一緒に色んな空を見ような と、あなたが言う ずっと? と、空を見上げたまま私が聞く

娘からの「ことば」のプレゼント

もうすぐクリスマス。 去年までは「クリスマス」も良く分かっていませんでしたが、この1年で成長を遂げて、この日はどうやら楽しい事がある。という気持ちになっている模様。 「サンタさんは、トナカイさんと一緒に来るんだよね!」 「サンタさんは、今なにやってるの?」 じつに楽しそうにしている。 いい子にしてたらきっと来てくれるよ。というと、夕食を食べている時の姿勢も、なぜか背筋を伸ばして姿勢良く食べている。なんだか得意げ。 「お姉さんだからねっ!」と言いながら、いい子を演じ

サンタクロースは何者でもないのかもしれない

こんにちは。 気がつけば、すっかり年末。クリスマスを迎える前に、スーパーではお正月を迎える商品が並び、うちもまんまと鏡餅を買ってしまいました。東京では珍しく、『丸餅』版の鏡餅が売っていたから。関東は角餅で、関西は丸餅の文化というのを知識として知ってはいたけれど、はじめて東京で年末を迎えたとき、あまりにも角餅しか並ばないスーパーの陳列棚を前に、「ああ、東京へ来てしまったんだ」なんて、郷愁を感じたことを懐かしく思います。 さて、クリスマスを嫌いになってしまった娘のその後につい

君にMerry Xmas

雪が降りそうで降らない 今年も終わりに近づき12月 街の並木に鮮やかな灯りがともり 人は流れる 駅を降りた僕も君のもとに 人の流れに逆らい、足早に 小さな箱を 大事そうにコートにしまって 君に手を振るよ 早く僕に気づいて 君が編んでくれたマフラーは 寒がりだった僕の宝物 「あなたはいつもそうなのね」って 喜んで笑ってくれる君 あの通りの店で出逢ってからは 「3ヶ月保てば良い方じゃないの?」 友達に冷やかされながらも 僕は君といるよ さあ手を繋いであの店へ行こう ☆ L

聖なる夜:20051202

12月のある日 この街には聖なる夜がやってくるという この夜 恋人たちは肩を寄せ合い、愛を語り明かすという… いつも何気なく通りすぎてた場所が 今日見ると、光り輝いていた どこかの誰かが飾ったイルミネーション 目を細めたのは 眩しかったからじゃなくて 涙が出そうになったわけでもなくて 「あなたと一緒に見たかったな」 そう心がつぶやくのを聞いて、切なくなったから もしこの私にも 聖なる夜が訪れるなら そのときは ただ、あなたの隣で息をしていたいと思う 灯りを消して、ロウソク

フードロス と シングルマザー (日記)

12月24日の昼、 「デパ地下」と呼ばれる食品売り場に出かけた。 クリスマスディナーの買い物、だ。 クリスマス、といえばチキンが定番だが チキンが苦手な家族のために ビーフの煮込みを探したが見当たらない。 目につくのはチキン、ローストビーフ、 そしてイチゴのクリスマスケーキ。ばかり。 が、同じような品揃えで、 いくら混んでいるとはいえ 売り切れるのかなあ... なんてことを思っていたら、この記事に出会った。 クリスマスケーキ 大量廃棄の実態 一日500kgがブタのエサに

クリぼっちが健康な精神状態で乗り切るために

ハッピークリスマス! クリスマス楽しんでいらっしゃいますでしょうか? 今年はちょうどイブが祝日。かつ三連休にかかっているのでクリスマスに限って言えば恵まれている年じゃないですかね。 そのせいか昨日今日と街に出てみたけどいつもより人が多いこと多いこと。 スーパーには鶏もも肉を焼いたやつとかケーキ、ピザ、チーズ、ワイン、オードブル、チェリーパイとかとか。いい感じに魔改造アメリカナイズされております。で、BGMはどこへ行ってもクリスマス仕様。 このままだと俺も魔改造されてア

#サンタクロースはいる 、怖い存在として。

間もなくクリスマス。 3歳の息子は、サンタさんを怖い存在として認識している。 0歳、1歳のときは、枕元にひっそりとプレゼントと手紙を置き、25日の朝に、ぽかーんとしながら新しいおもちゃなどを受け入れていた息子。 2歳のときにはだいぶ会話のやり取りができるようになってきたので、プレゼントのリクエストを聞く過程で、 ・サンタさんは息子が寝ているときにお家にやってくること ・ご飯をちゃんと食べていい子にしていたらプレゼントをくれること ・寝ている息子を起こさずにプレゼン

シングルクリスマスの「先手必勝法」

私は大学生の頃から、クリスマスを恋人と過ごす文化が好きじゃない。 こんなのがニュースになっちゃうんだなぁと思った。 「どうでもいいだろ」とも思ったけど、結局読んじゃう私。 彼氏がいないシングルクリスマスの僻みではない。 「恋人と過ごすのが当たり前」みたいなのが嫌だった。 彼氏がいてもわざわざそこでデートを入れるのは好きじゃなかった。 大体の人が休みたがるから、バイトや仕事は率先して受けた。 今年は彼氏もいないクリスマス。 今年は、同棲を解消したものの、だいぶ元気を取り戻

『雪はまだ解けない』

「サンタクロースが来なかったの」  突然現れた千雪の、開口一番の言葉がそれだった。かれこれ半年以上も会っていなかった彼女との再会を、感動で包む暇もない。 「え?」 「だから、サンタクロースが来なかったのよ」  カレンダーさえ見ていれば今日という日の意味は明白だった。 「今日ってクリスマスだっけ?」 「聖ちゃん、忘れてたの?」 「わ、忘れるわけないだろ」 「そうよね。ウチで一番幸せな頭をした聖太朗が忘れるわけがないわね」  何ということだ。去年まで千雪のために散々プレゼントやら