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21.坊やだからさ。

①カエサルの後継者は坊や

カエサルが殺されたことを一番憤慨したのは親友であり一番の部下だったアンニウスだ。

アントニウス「絶対に許さんぞ!ブルートゥス一派を八つ裂きに!」

ブルートゥス一派を成敗したアントニウス。カエサルの葬式にも参列し、後継者は自分だと思っていた。

アントニウス「カエサルの意志は私が引き継ごう・・・。」

「発表する!カエサル様の後継者は・・・。」

「オクタウィアヌス様です!」

民衆「・・・だれ?」

オクタウィアヌスはカエサルの姉の孫だった人物。当時、ギリシャに留学していた20歳だった。カエサルは自分が死ぬことを知る由もないので、あと10年20年生きると見越して書いたと思われる。

アントニウスの怒りは収まらない。

アントニウス「なぜ、あんな若造が出てくるのだ!」

カエサルの部下だったレピドゥスが仲裁に入るもすぐに失脚。二人の争いになった。

②クレオパトラの美貌?

擦り倒されたこと書く。

クレオパトラはエジプトの女王。女という武器を使ってローマを手玉に取った。

エジプトを守るため、強大な国の為政者に取り入った。初めはカエサルの愛人として。しかしカエサルが死ぬと次の後継者に取り入る。

そう、アントニウスに。普通に考えればアントニウスだろ。

アントニウスは自身の影響力強化のため、パルティア遠征を行う。カエサルがやろうとしていた大事業だ。

パルティア遠征の途中にエジプトのアレクサンドリアに立ち寄った。そこにはクレオパトラが。

アントニウスはクレオパトラとあっというまに男女の関係に。やがてクレオパトラはアントニウスの子供を産む。アントニウスはアレクサンドリアに入り浸った。

クレオパトラはさらにアントニウスに遺言状を書かせた。内容は「私が死んだ場合、ローマの半分をクレオパトラに託す。」というものだった。

ローマ元老院はこの遺言状をなんとか入手し、激昂。

元老院「アントニウスは腑抜けてしまった。そしてあい奴はローマを売り渡そうとしている。アントニウスを倒せ。なあ、オクタウィアヌス。」

アントニウスの船が撃沈されたことで、クレオパトラはアントニウスが死んだと思い、自分も蛇の毒で死んだ。

結局、アントニウスはいきていた。すれ違いでクレオパトラは死んでしまったのだ。

白虎隊の話に似てる。

こうしてプトレマイオス朝エジプトは滅亡し、ローマが地中海を統一した。

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