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アメリカでアスレティックトレーナーを目指して パート2

こんにちわ、Calantの爪川です

前回の投稿では、私がなぜアスレティックトレーナーになろうと思ったか、なぜアメリカに留学しようかと思ったか、そしてどう留学先を選んだかを書きました

今回は留学が決まってから実際に渡米し、アスレティックトレーニング学科に入るまでを書いていこうと思います

1 留学決定から語学学校卒業まで

前回の投稿では条件付きでのアメリカの大学への入学が決まったところまで書きました。条件付きとは、英語能力がアメリカの大学で授業を受けるのには不足しているので、大学付属の英語学校で英語を勉強し、そこを卒業出来れば正式に大学への入学を認めるという制度です

この制度自体はよくあるものなので、もしアメリカ留学を検討されている方がいれば行きたい学校でもその制度があるかを調べてみてください

条件付きでの入学が決まってから実際に飛行機に乗るまでは、必要な書類を集めて溜池山王のアメリカ大使館に学生ビザの申請・面接に行ったり、必要だと言われた予防接種を受けに行ったり(振り返ると本当に必要だったかはわかりませんが、、、確認もされませんでしたし、、、)、留学前最後に友達と遊びに行ったりなどをしていました

学生ビザの申請や必要書類などに関しては、他のサイトで詳しく書かれているのでここでは割愛します

学生ビザも取得、片道飛行機のチケットもゲットし、出発当日となりました

成田空港から夕方発のユナイテッド航空でシアトルまで、そこで国内線に乗り換えてスポケーンという街まで行きます。そこから車で約20分のところが留学先の大学です

スポケーンの空港に着いた時は、大学付属の語学学校でアルバイトをしている学生が車で迎えに来てくれました

そのような語学学校では色んな国の人と交流したい大学生や、将来英語を教える仕事をしたい学生がアルバイトをしています

車で迎えに来てくれた学生もそのうちの1人でした

その学生の車に乗り、約20分、学校の寮に到着です

寮にはあまり入りたくありませんでしたが(割と高めなので)、土地勘もなく、アメリカの不動産のシステムなどもわからないので、最初はありだと思います

到着した日は学校が始まるまではまだ1週間ほどあったので、学生はほぼおらず、寮もキャンパスもとても静かでした

アメリカの大学は、国土もそうですが、とにかく広いです。日本のように塀や柵などはなく、キャンパス内に道路があったり、端から端まで行くのに小規模の大学でも歩いて30分程かかる場合もあります

到着初日は荷物を寮においたら、キャンパスや食堂の案内をしてもらいました

日本のようにどこに行ってもコンビニが朝から夜遅くまでやっていたりするわけではなく、キャンパス内の食堂も19時ごろには閉まっていたと思います

それを知らずに食堂に行くともう既に閉まっており、初日は食事が取れず、キャンパス内のコンビニ的なところでお菓子を買って食べた記憶があります。そのコンビニ的なところも20時あたりには閉まってしまいますが

授業が始まるまでは暇なので、パソコンで暇つぶしをしたり、キャンパスを散歩したりしていました

実際に授業が始まり、クラスメート達と初めて会いました

今はわかりませんが当時は中国と中東からの留学生が多く、少数で日本、韓国、台湾、ベトナム出身の学生が語学学校にはいました

アメリカの大学はセメスター制とクオーター制があり、私が行った大学はクオーター制でした。ですので、9月から10週間が秋学期、1月から10週間が冬学期、3月から10週間が春学期、そして6月から10週間(だったかな?)が夏学期です

ただ、夏学期は多くの学生は授業を履修せずに、夏休みとして時間を過ごす場合がほとんどです

語学学校もこのクオーター制で構成されており、9月から10週間の秋学期は12月のクリスマス前まで続きます

授業はもちろん、生活も全て英語。同時期に語学学校に入った日本人留学生もいましたが、ほぼ英語で喋りかけ、なるべく日本語を使わないようにしました(そのせいで結構その日本人留学生からは疎まれた気はしますが、、、)

せっかくアメリカに留学しにきて日本語を喋っていたらもったいない!留学先も日本人が少なそうな田舎にしたし、とは思っていたのですがここで誤算が生じます

留学先の大学と日本の大学が提携しており、毎年数十人の日本人学生が6ヶ月ほど交換留学するのです苦笑

日本人が少ないと思って選んだ学校は、なんと日本人だらけ苦笑

変に避けるわけではないですが、なるべく日本語を喋らないように、そう気を遣って生活していました

授業では初めての英語でのプレゼン、めちゃくちゃ緊張して膝がガクガクでした笑

そんなこんなで少しずつアメリカでの生活に慣れていきました

ただ、アメリカに来た目的はアスレティックトレーニングを勉強する為

アメリカの大学は日本の様に入学する際になんとか学部に入るという事はありません

だいたい1−2年生で必修科目、日本でいう一般教養科目などを履修し、自分の勉強したい学科が決まったら、そこから専門的な勉強を始めます

ただ、学科によっては人数制限があったりして全員が入れる訳ではなく、面接などを経て学科に入る場合もあります

私の通っていた学校のアスレティックトレーニング学科もまさにその通りで(おそらくそうしていない学校はないと思いますが)、毎年10−15名程度しか学科には入れません

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