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自由でいたらいけない人なんて、いるの?
「子ども産んだこと、後悔してなんかないよ。
でも、たまに思うんだ。私、母親に向いてないんじゃないかな、って。」
普段は強気であまり弱音も吐かない彼女は、私と同じ2人の女の子のお母さんだ。
優しくて、だからいつもたくさん傷ついて、
元夫さんからもひどいことを言われて、
それでも
現実問題に必死で対処できてる。
そんな昔からの友だちが、たぶん何気もなく
送ってくれたメッセージだ。
まったく同じことを思う。
大きなマザーズバッグを持って職場に向かう私を横目で見る、電車で隣に座った人に、
子どもがギャン泣きしたら「向こうの通りまで聞こえてたわよ」
そういうおばさんに、
「子どもが中学生くらいになるまでの思い出で、生きられるんじゃないの?なんで自分自身のことなんかで悩むの?悩むことなんてあるの?」
無意識に私を傷つけるあの人に、
こんな風に言っちゃいけないのかな
どうして、みんな私たちに
幻想を押し付けるの。
母親は、ただひとりの人間だよ。
私も、
きっと。あなたのお母さんも。
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