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スーパーの陳列で一番売れる場所は

平日は派遣でオペレーター、
日曜日だけスーパーのレジをしています。

ひっきりなしにお客様が来るというお店ではないため、レジは基本1人しか立たず、お客様が並びだしたら応援を頼むシステムになっています。

ある日、おや?と思うくらい、
たいていのお客様のカゴに入っている商品がありました

これ、今日の特売だったかな?と改めてチラシをみても載ってなく、特に新商品でもなく目新しくもない商品。

しかし特売品よりも高い確率で購入されていく。
そんな商品をみつけると、次に考えるのは、

コレ、どこに陳列されていたのかな、ということ。

すると、
たいてい同じ場所に置かれてることがわかりました。

どこに置いてあるものだったと思いますか?

答えは、入り口です。
しかも、
お店の入り口に「特別な商品みたいに」並べてあるものでした。

実際は少しも安くなっていなかったりするのに
いままでも通常の陳列棚に並んでいたものなのに

オススメ感いっぱいに
入り口入ってすぐの場所に賑やかに展開させることで

まだ何を買おうか決まっていないお客様が
まだ値段を気にしない「スタート地点」で
気軽にカゴにいれてもらえるのかもしれません。

入り口に、あたかもオススメのごとく置かれていることで、商品をお買い得にみせる効果もあるのかもしれないなどと感じたりしています。


わたしはこの仕事をするまで、
商品が売れるということに一番影響するのは
値段が安いということかと思っていました。

もちろん値段の影響は大きいですが、
そこが、けして一番ではないのです。

置いてある場所や、置き方、商品の盛り方など、
みせかたにこだわって試してみると、
こんなことが影響するとは思ってもみなかったなあ!という、すごくおもしろい発見につながることがあります


世の中には、まだまだ見えていないことが
たくさんあるのですよね。

もっともっと違う角度から、
いろんなものをみてみなくちゃ!

chamlandさんの作品を使わせていただきました。
ありがとうございました。



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