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『ブラック・クランズマン』(アメリカ/2018)

アメリカには白人至上主義を掲げるKKKという過激派団体が存在するそうです。
トランプ前大統領は彼らを認めるようなところがあったので、在任中にKKKはニュースで取り上げられることもありました。

映画の舞台は1970年代アメリカ。黒人でありながらKKKを潜入捜査するという困難なミッションに挑んだ元刑事の回顧録となります。黒人であることがバレてしまうと潜入操作ができないので、最初は電話だけで接触し、実際に会う時は白人警官を派遣したり工夫します。

白人警官役はアダム・ドライバーです。白人ならKKKに潜入してもOKかと思いきや、そうではありません。彼はユダヤ人なので、その存在も否定するKKKにバレるととてもヤバいわけです。

潜入操作中にKKKから何度もカマをかけられてピンチがやってくる。予告編を観るとコメディっぽく見えるけど、そういうこともありサスペンス要素高め。

「潜入捜査するならもっと適任者いるだろう?」と思うけど、限られたリソースでプロジェクトを遂行しないといけないのはどこの現場も同じなのである。

1970年代の実話なんですけど、50年も経った現在はどうか。アメリカではいまだに差別が問題になることがありますので、根深い問題ですね。

(面白さ:★★★★★★★☆☆☆)


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