#4 気づいたら社会人として1ヶ月経っていた
4月1日に初めて出社して、気づいたらもう月末になっていた。
なんとか乗り切っている。
いや、乗り切れてはいないな。流れるように流されるようにただ日々を過ごしていた。
「楽しい、が、しんどい。でも頑張りたい」
実を言うと、偶然にも赴任先が母校の中学校だった。
だから自己紹介で「ここが母校です」と言うととてもウケが良く、同僚や生徒とそれをきっかけに話すことができたりしてとても嬉しかった。
先輩方や同期も非常に優しくて面白い方ばかりで、毎日学校に行くのが楽しいと思えている。これは本当に恵まれていると思う。
ただ、話しているうちに自分の力不足を実感することも多い。
先生方と話していると、「私は常に生徒に言っていることがあって〜」「最初に俺は保護者に〜ってことを伝えるんだけど」といった言葉がよく出てくる。
みなさんがそれぞれ自分の教育観・指導観を持っていて、それを伝えることをとても大切にしている。
私は教育観についてイメージはあっても不明瞭で、生徒に伝えられてもいない。
「講師1年目だから!これからだから!」と無理やり納得させようとしたが、別に生徒や保護者からしてみたら講師も教諭も変わらないし、その曖昧な部分のせいで生徒から舐められているんじゃないか?と思う瞬間もあったりした。
「自分はこういう価値観で教師をやっている」といった軸を示すことって、生徒とのルール・リレーション作りにおいて本当に大事だ。
ちなみに授業の方は、あんまり満足いく出来ではない。
1ヶ月やってみて見つけた授業の課題についてはまた書きたいと思う。
今日授業行きたくないな〜〜って思いながら教室に入る瞬間も正直ある。
いや、毎度思う。
けれど反応が得られたら嬉しいし、比較的うまくいったかもという日はこの上なく機嫌がいい。
大変だけど、たのしい。頑張りたい。
自分の力量が瞬時にフィードバックされるのが授業。学校現場。
とてもメンタルにくるが、逆に分かりやすくていい。
頑張りたい。
初任給、もうない。
金がない。
私服、仕事着、ジャージ、学校で使いたい小道具、生活必需品、自動車保険代、ガソリン代、年金、本、ジム代、歓迎会への参加費、実家への仕送り、今度ある結婚式に参列するためのご祝儀やレンタルドレス、美容室代等も計算に入れると、初任給もう消えた。
え???何が起きた???
無駄な買い物はしていない(自社調べ)けれど、1つ1つの買い物・商品に妥協できないタイプなのであっという間に消えた。
貯金が少しあったからメンタルは保てているけれど、あまりに消えるスピードが早すぎて笑ってしまう。
社会人1ヶ月目、お金が本当に飛ぶので「この額あれば最低限メンタルは保てる」というラインまで貯金はしていた方がいい。
とはいえ、誰にも縛られず、使いたい時に使いたい分だけ使えるという環境が本当に精神衛生上よい。
初任給なんて使ってなんぼだよね()
以上、ただの感想日記でした。
ただの自己満足記録だけど、楽しいから続けていきたいな。
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