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梅雨を吹き飛ばすスパイスカレー|博多幸福論#048

よく通る道にいつも行列ができているカレー屋がある。
真夏は「食べたいけど、並ぶのには暑すぎるなぁ・・」と思うし、冬は寒い。ちょうどいい気候の日にはいつにもまして長い行列になってることも多く、この一年ずっと近くて遠い存在だった店だ。

ある時、美容師さんとカレー談義になった時にも話題にのぼったアフターグロウ。生まれも育ちも九州のその美容師さんはもちろん「うまいっすよ!」と言っていた。

つい先日、そんなアフターグロウの前を11時20分頃に横切ったら、まだ7、8人しか並んでいなかった。これは入店のチャンス!!
10分なら並べるよ。それで開店と同時に入れるなんて最高だよ。

店内には雑貨がもりもり飾られていて、壁には注意書きやアドバイスがペタペタと貼ってある。なんか粗相したら怒られそうだから緊張する。そんなことはないだろうけど。あるかな?

他のお客さんたちはスリランカカレーを頼んでる人が多かったように思う。
でも私は、この日はラムが食べたかった。ラムでしかもキーマ。ラムキーマ。字面からして私を虜にする。

直感力を鍛えるためにも注文するメニューは自分で選ぼうって書いてあったし、自信をもってSAY!LAMB QEEMA!!

はぁーーいい香り!
カルダモンの香りがたまらない!!
この香りだけでハイボール3杯いけるよ。

早速いただいてみると、ラムの粗挽きがゴロゴロ入っていて見た目以上に食べ応えがある。そして限りなく生に近いセロリの角切りが合う!ラムとセロリという大好物が交互に口に入ってくる幸せと言ったら、もうあなた・・。

ペロリと食べてしまうのがもったいない、けれどスプーンが止まらない美味しさだった。ごちそうさまでした。
ラムのひき肉とセロリを使ったカレー、今度は家で真似してみようかな。


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