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応募効果を出す為に、敢えて言語レベルを下げる。

このとろこ、コロナ前よりも採用難易度が劇上がりしている飲食業界の正社員求人を何社様か受けていますが、まぁ本当に難しい。
給与を上げようにも限界あるし、そもそもコロナでいろいろありすぎたので評判があれだしと、なかなかにきつい。

そんな中でも、僕が手掛けている求人は割と採用までしっかり行ってくれる案件が多いのですが、ここ1~2カ月はなかなか苦戦しています。

もちろん、求人コンテンツは1原稿あたり2,500~3,000文字程度にゴリッゴリにエディットしているので、まぁそこはいいと思うのだけど、特にIndeedとかだと、
「職種名」×「エリア」というポイントがあるだけでなく、「よく検索されているキーワードをしれっと求人原稿にも入れると効果が出やすくなりますよ」という、公式の中の人からの情報もあり(SEO的に言うと悪手だけど、まぁIndeedだし、エンジン違うからなぁ。でもなんだかなぁ。)そういうエディットをすればいいのかと想い、試しにやってみました。

エリアはまぁこれはどうにでもなるとして、職種名は思いっきりインパクトがあるので最初にエディットするにはここは外せないのですが、
毎月毎月、Indeedから職種ごとに入ってくる「効果のある単語」はこれですよっていう表を貰うのですが、これがまぁなんと平易な言葉だらけなんです。

簡単に言うと、飲食業界だと
「ナポリ料理の~」とか「貝だしラーメンの~」とか、細かく掘りに掘った系タイトルより、もっと広いレンジをとっていく
「飲食店の店長候補」レベルでよいという事。そして、どうもその方が閲覧数も応募数も上がるのです。
まぁそりゃそうだろうなぁ。月次で4000万人も使っているようなサイトでの戦い方だから、1本釣りでドンピシャな人をとってくるよりも、こちらの「ゆるいレンジ」で採用を行っていく方が、まぁ効率的だよなー」って思うようになりました。
もちろん、「無駄な人には会いたくない」というオーダーならこれまでやってきた方法でいいんでしょうが、Indeedの今現在のアルゴリズムやら傾向を見ていると、
コンテンツ自体はしっかり書ききればいいが、誘引する為のキャッチとなる職種名は、とにかくシンプルに(説明しないとよく分からない特殊用語はなるべく使わない、使うとしても意図を明確にした上で使う)すれば、そこそこに結果が出るようなので、どれだけ分かりやすく簡潔にするか、っていうのが勝負なのではないかと思っています。

ちょっと前までは、IT関連の採用でも「pythonの~」とかそういうのを職種名に書いとくといいとかという話がやっぱりありましたが、今じゃ普通に「エンジニア」と簡単な方がヒットするようになってます。
なので、おそらくですが、

職種名:超簡単に(正直どんな人でも分かるレベル)
求人内容:ごりっごりにエディット。専門用語も鬼のように出す。

こんな組み合わせの求人原稿でやっていければいいんじゃないかなぁと思ってます。アルゴリズムはどんどん変わるので、まぁ日々分析しながらやっていきます。


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