TELアポの神がやっていた、アポを獲得するための3つの方法。
むくり。
桑原です。
本日は、
「TELアポの神がやっていた、アポを獲得するための3つの方法」というテーマです。
結論からいえば、TELアポでアポをとってくる人がやっていたことを分析すると、大きく3つのことを意識的に、またはナチュラルに実践されていました。
その3つとは・・・
①受話器に手を伸ばす
②休憩する
③先に切らない
この3つです。
言葉だけでいえば、どれも、誰にでもできることです。
しかし、プロは、これらが圧倒的に速かったり、うまかったり、粘り強かったりします。
まずは、
「①受話器に手を伸ばす」について。
TELアポを経験した方は分かるかもしれませんが、知らない相手に電話をかけるのって、結構こわいものです。
業務とはいえ、上司の命令とはいえ、潤沢なリストが手元にあるとはいえ、やはり、こわい。
テレビやドラマなど、
営業をしていると門前払いされたり電話口で怒鳴られていたりと、
そんなイメージもあり、
顔の見えない相手だと、尚更こわかったりします。
「電話をかけるのだ!」=「この崖を飛び降りろ!」
と言われるくらいに、こわい。
しかし、
TELアポの神を見ていると、初動が速かったのです。
リスト、トークスクリプトが手元にあり、ある程度のシミュレーションをしてから、
「じゃあ、今からかけますねー」
という一言から、
受話器に手を伸ばして、電話番号を打ち込むまでの速度が違う。
なんか、家族に電話をかけるかのような手軽さで、かけます。
受話器にまず手をかける。番号を押す。
その動作に、凡人は、新人は、私は、モジモジしちゃいます。
でも、これは誰でもできることです。
肉体的なことでいえば、誰でもできます。
あとは、精神的に、受話器モジモジ症を克服できるかです。
TELアポの神に、なぜそんなにためらわないのかと尋ねたところ、
「え、かけないとはじまんないでしょ」
とのことでした。
全く、参考になりませんでした。
次に、
「②休憩する」について。
TELアポの神・・・略してアポ神は、とにかく休憩もうまい。
その日は14時〜17時の3時間で200〜300件のリストを眺めながらTELアポをしていたのですが、その合間にも、
「ちょっと外の空気吸ってきます」
と言ってオフィスからいなくなったり、
ストレッチ?したり、
なんやかんやと、休憩をはさんでいました。
で、その日の業務が終わると、本当にヘトヘトになっていました。
アポ神様は、どうやら、TELアポに相当のエネルギーを投入するらしく、
本当にハードなことをやっているのだなと、他人事のように眺めていました。
人と話すのって、結構エネルギーを使います。
対面でも、顔見知りと話しても疲れることがありますが、
電話口で、知らない相手で、時には難攻不落な相手かもしれなくて。
そりゃあ、疲れます。
座って、スマートにコーヒー飲みながら、休憩も自由にとりながら・・・
というイメージではなく、本当に、身も心も削りながら、
アポ神は戦っているのだと、尊敬しました。
だからこそ、適度に「休憩する」ことの大切さも、感じました。
最後のポイントは、
「③先に切らない」こと。
これが、もしかすると一番のポイントかもしれません。
とにかく、アポ神様は、ねばる。
横で電話を聞いていると、相手とどんな雰囲気になっているか想像できます。
「ウチは結構です」
「もう他の会社に任せてますので」
「資料だけ送っておいてください」
こんな感じで、相手が電話を切ろうとしてくることは多々あります。
しかし、その度に、
「ありがとうございます。ちなみに・・・」
という言葉を重ねて、ねばる。
「そうなんですね。ちなみに・・・」
「ちなみに・・・」
「ちなみに・・・」
「ちなみに・・・」
という言葉を重ねて、重ねて、相手の情報を聞き出し、電話を切らせない。
ちなみに、
「ちなみに」の語源を調べると、「つながり」を意味するらしいです。
相手とのつながりを絶やさないために、
このつながった一筋の光を断ち切らないために、
「ちなみに」が有効のようです。
最後には、相手も根負けをして、会う約束をしてくれるとのこと。
アポ神がアポをとった方とお会いすると、
「アポ神さんの電話がうまかった」
「一度会ってみたいと思った」
「いつもはアポは断るけど、アポ神さんは会ってしまった」
などのお声をいただいております。
決して押し売りではなく、
相手にとってお役に立てるかもしれないからと、
ご挨拶と情報交換をさせてほしいと、
そんなスタンスでアポにこぎつけることもあります。
こんなスタイルのTELアポなので、
1日中がんばっても、30件ぐらいが限界です。
「架電ノルマ1日100件」みたいな、手当たり次第のスタイルではなく、
1件あたりに15分程度はかかったり、話し込んだりします。
でも、それも、
アポ神が「売りたい」「届けたい」と思える商材だからこそ、です。
TELアポや営業って、
きついし、泥臭いし、時代に合っていない感じもします。
それでも、結構まだまだ有効な手段でもあります。
ビジネスは、BtoCでもBtoBでも、
結局最後は「人to人」です。
売り込んでいく営業マンがつまんなそうに、
会社からの指示だけで消化試合さながらに、
無機質に営業かけちゃうと、相手も時間を無駄にします。
大変な営業だからこそ、一緒に楽しんでいきましょう。
あなたなら、大丈夫。
アポ神様がついているから。
●アポ神様のTELアポテクニック・マインド補足
・絶対にアポをとる
・商材を愛する
・数撃ちゃ当たるの手当たり次第TELはしない
・HP、SNSなど予習して、相手の「顔」を確かめてからTELする
アポ神様は主に山口県に漂っています。
一度会ってみたい、話を聞いてみたい方は、ご連絡ください。
もしかすると、ご紹介できるかもしれません。
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