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電車でスマホと資格書と本

毎日の通勤。

私は特に何もしていない。
電車に乗って窓の外を見たり、車内の様子を伺ったりしている。

音楽を聴いたり、昨日のドラマを観たり、友達からのLINEを返したり、インスタをチェックすることもない。

通勤はボーッとする時間にしている。

私がスマホをいじらない理由。

色々ある。

音楽は仕事中に頭に残ってしまう

一度聴いた曲のワンフレーズが頭から離れなくなってしまう。
ずーっと。ずーっと。

同じフレーズの繰り返し。同じところを何度も何度も頭で回って、仕舞いには口ずさんでしまう。

仕事中に曲が流れてくるのは勘弁して欲しい。

そうならないために、朝は曲を聴かない。

ドラマを観るには気合がいる

ドラマ。1話あたりは大体47分くらい。
第1話や最終回であればちょっとおまけがついて60分近くある。

いっぺんにこの時間を確保するのはなかなか難しい。

一度ドラマを観始めるからには一気に観てしまいたい。
途中で止めて、また途中から観て、を繰り返すのはドラマに集中できない気がしている。

集中というか、断片的に観ていると記憶が薄れる気がする。

ドラマを深くまで楽しみたい私としては、通勤でドラマを観るのは苦手だ。

友達からのLINEは特にない

特にない。特にないのだ。

毎日毎日LINEが来るなんて高校生の時くらいだった。

毎日決まった時間(7:57、11:57、19:57、21:57)に来てくれるのは

LINE News

いつも情報をありがとう。

車内が満員で触る余地がない

とにかく満員だ。毎日すし詰め状態。

スマホを触るスペースがあるのであれば、その分詰めて人を乗せたいと思う。
それにぎゅーぎゅーの中人に当たってしまいながら見なければいけないほど切羽詰まっていない。

スマホを触ることが悪に思えてしまう

電車の中で時間がある。かなりある。

その時間を有意義に過ごしたいと思っている。

スマホを触れる時間はきっとたっぷりある。
だから通勤の時間にできそうなことをやりたい。

資格の勉強とか読書とかとか。

要するに自分の身になることをしたいと願っているのである。

スマホでも十分身になることはできるとは思うが。

たぶん私はスマホを触れるチャンスなのに、スマホを触っていない人に憧れているのかもしれない。

みんなスマホを触っているのに、1人ポツンと資格書、本を持っている人が目に入る。

とてもかっこいい。

資格書を読むことも、読書をすることも私にとってはすごく大変なこと。
私にはなかなかできないこと。


それを日常の中で、しかも通勤時間でやっている人

尊敬します。

そんな人を見ると、自分がスマホを触っているのは悪に思えてしまう。「貴様も勉強しろ」と自分に言いたくなるのだ。

悪に思えてしまうから、スマホは電車で触らないようにしている。


しかしながら、先日、観たいと思っていたドラマがTVerで観られる期間まであと1日だったために、帰りの電車でドラマを観たのだ。

なんだか電車の中でドラマを観るという行為が普通の人っぽくてちょっと嬉しくもあった。

たまにはドラマを電車で観て、非日常を味わうのも悪くない。そう思った。

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