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気の向くままに書いたり読んだり。

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最近の記事

大人からの脅迫

大人はどうして、恐怖を煽るような言い方をするんですか? 「結局は大企業が一番」「フリーでやってく力がないとこの先生きていけないよ」「今このチャンスに乗っておかなければ絶対に成長できない」「失敗したら簡単には立ち直れないんだから」 心配してくださる故の忠告、なんだと思う。そのこと自体は本当に有り難く、嬉しい。 だけどどうして、否定的な言い方ばかりするのだろう。 自分たちが見てきた、とある一瞬の失敗だけを頼りに、全く別の誰かにアドバイスと思って言いたい放題言うのは、もは

    • 大人ってなんですか?

      あの時どうしてああ言ったのだろう。と後になってくよくよと思い悩むことがよくある。多分、私がまだ、大人になりきれていないからだろう。 ノートを見せて欲しいと頼まれた。通っている講習で、たまたま隣の席に座った人に。「来週は授業を欠席するから、その次の授業の時に、貴方のノートを見せて欲しい」と。私は快く承諾した。 そして今週、約束通りノートを見せた。写真を撮ってもいいか聞かれたのでそれもOKした。 しかしその後だ。 その人は、他のページも見ていいか?と聞いてきた。わたしが別

      • わたし、東京

        慰めはいらない 同情はいらない 貴方は私じゃない 理解などできない ひとりぼっち それでも構わない ひとりぼっち それは耐えられない 自分らしく そんなの分からない 欲しい答えは 探さなきゃダメね 案外狭いこの街 暗闇は光り続け 眩しさが息苦しい 正義は気持ちが良すぎて 鈍器のように危うい 見たくないものも 聴きたくないことも 身体の一部になって わたしが揺らいでく だけどここにいたい だからここにいたい 貴方がいなくとも #夜 #夜景 #詩 #ポエム #言葉

        • こんな世界

          毎日あちこちで絶えることのない 知らない人たち同士の言い合い 炎え上がる誰かに心地よく針を飛ばす 会ったことないアイツ、だけど嫌いです 容赦しないっす、潰れるまでやるんです みなさん今日もお元気そうで 楽しいんですか?そんな人生 想像力などない、自分で精一杯 忘れましたか?イジメはダメって 平和なニッポン!そんなの幻想 毎日誰かが誰かを刺してる 異常ですよ?そんなの気付かず 僕もいつか、ソッチに成り下がる? あらゆるものにため息吐き出し この世界を

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          1本

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          2月のキミ

          二度と戻らない過去のこと、ふと思い出すキミとのこと あの頃抱えていたものはなくなり あの頃持っていなかったものを背負って キミがいた日はなくなった 今はもう遠い過去のこと だけどね、ほんとに時々ね 誰もいないホームの端っこ 2人で並んだベンチを見つめて 骨ばった手を半分隠す袖口 少し充血した茶色い瞳に なんども触ったマフラーのほつれと ボクの髪を触ったキミの指 そんなことを思い出して、あの日に戻ってみたくなる 無情に無責任に、ボクの手を握り、ボクの肩

          2月のキミ

          終わった恋、たぶん愛

          あれはいつのことだったか 声を上げずに泣いた君に、僕はため息をついたね 足の指先が冷たすぎる夜も、高く遠くくすみない朝も いつだって君を、たしかに君を、僕は好きだったのに 愛の伝え方を知らなかった 背を向けた君を追いかけなかった 君が歩む先、幸せが手を引いている さようなら ---- 特別な日もそうでない日も そばにいたいのはあなただけで そばにいてほしいのはあなただけで この手を繋ぎたいのはあなただけで この愛を届けたいのはあなただけで わたしにはあなただけでよか

          終わった恋、たぶん愛

          ぼくと誰かのはなし

          思ってもないこと口にして そのたびに心が少し壊れて 気にしないふりでまた笑う 作り笑いとかかっこいいものじゃないですよ? たぶん、ただの自己防衛 人間関係作る上で嘘は絶対に大事 無駄に相手を傷つけたくないし、こっちだって傷つきたくない そんなの無理だと言われても、できればみんなと仲良くしたい 嫌悪を向けられたくなどないでしょう? 社交辞令はあたりまえ そんなのどうってことなくなるのが大人 殻を作り込んでしまったら、もう簡単には壊せないんです でも でも でも ほん

          ぼくと誰かのはなし

          ものごとはいつも紙一重

          「何も持ってないときの方が、ずっと自由だったのかもしれない 欲しかったものを手に入れたあの時、知らない何かを失ったのかもしれない 現実に塞がれて、求めることすらやめて、そうやって大人になるのかもしれない だけどそんなの馬鹿みたいだ。 誇れる自分になれるまで、やめるもんか、絶対。」 何かを手にしたとき、人はその分何かを失い、ばかみたいだって分かっていながら、10年後を気にして、明日を諦めるのかもしれない。と思って、この言葉を書きとめたのが1年前。紙一重だから、何を選択

          ものごとはいつも紙一重