終わった恋、たぶん愛
あれはいつのことだったか
声を上げずに泣いた君に、僕はため息をついたね
足の指先が冷たすぎる夜も、高く遠くくすみない朝も
いつだって君を、たしかに君を、僕は好きだったのに
愛の伝え方を知らなかった
背を向けた君を追いかけなかった
君が歩む先、幸せが手を引いている
さようなら
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特別な日もそうでない日も
そばにいたいのはあなただけで
そばにいてほしいのはあなただけで
この手を繋ぎたいのはあなただけで
この愛を届けたいのはあなただけで
わたしにはあなただけでよかった
わたしにはあなただけがよかった
だからきっと終わりなんです
想いが平等じゃないと、「ふたり」はうまくいかないのです
さようなら
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遠く離れても
世界が濁っても
何かが劇的に変わってしまっても
二度と会わなかったとしても
きみが幸せで、こころ満ち足りて
きみがきみでいられますように。
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