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書いた言葉が味方になる

私は何を書いていきたいんだろう。
極端な言い切りや過激な持論展開、具体的なお役立ちノウハウ、いまの自分には書けない。戦略的に生きられたためしのない人間。そこは改善すべきぬるさといえる。

例えなにもなくても、届いた相手の味方になる文章を綴っていきたい。否定したり、批判したりしない。読んだあと、心強さを覚えるような、明るい方へ目を向けたくなるような文章。たとえば、寝る前に読んだらちょっとほっとできる、そんな文章を書きたい。派手か地味かといえば、圧倒的に地味だろう。
それでいい。私がそれを読みたいから。

どういう文章が「効く」のかは、好みもあるし、出会うタイミングにも左右される。流行りに関係ないところで、本当の意味でうまくはまるかはまらないかは、わからない。意味がない、飽和状態、要らない、そういうひとがいてもいい。

だけど、ほしいひとはいると思う。ほしいひとに届いてほしいと思う。

文章から情報を得ること同様、書くことは上手ではないが、他のどんな物事より苦なく出来る。書けなくていやになることもあるけど、書くことを嫌いにはならない。であれば、私が私のかたちのままで生きていくためには、この力を伸ばしていく。

転職をくりかえしながら、社会的に受け入れてもらえないことに悩んでいた。コンプレックスだった学歴も、年齢制限も関係がない。むしろ、歳を重ねるほど経験値という宝物が増えていく。書き続けていけば、書ける内容も変化していくのだろう。豊かでありがたい世界。



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