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私的就職活動総まとめ①

こんにちは、ひよりです
前回のnote記事見ていただけたでしょうか?

前回の記事を公開後、記事を読み直しながら、考察多めの記事になってしまったなと反省しまして、就職活動中自分が何をしてきたのか、今後の展望についても書いていきたいなと思い今回の記事に至りました。
ま、簡単に言えば、まだまだ就活の話はできるから擦っていくよ???ってことに過ぎません。

今回の記事もまた長文駄文ですので、2部構成で参ります!!お付き合いくださいませ。

大学2年次終了まで

前提

私は高校2年次から民間系、特に商社やメーカーに興味を持っていました。大きな理由はないのですが、海外駐在などで英語を使いながら仕事ができるの向いているんじゃない?みたいな周りの意見があったからだと記憶しています。
そんなこともあったので、大学の学部を選ぶときは自分の興味があった社会学と国際政治学の他にビジネス系の授業も勉強できる学部だといいな〜なんてことを思いながら今の大学を選びました。

それから、英語ができてとても有利になるぞ!なんてことは大学4年次の今は特に思ってもいないわけですが、高校時代は英語ができたらこの世の中で無双できると思っていたので、学部の授業が全て英語の学部に行ってTOEIC高得点狙っちゃうぞ!とか思って受験をした覚えがあります。

といった具合で、働くことに興味はありましたし、進路選択の段階から先を見据えていたので、大学1年次からキャリアについて考えながら動くのは自分にとって疑問すら抱かなかったことというか、やって当然でしょ、くらいの気持ちでイベントや授業には参加していました。とはいえ、周りの先輩たちは大学時代にしかできないことをやっておくのも就活の時のためだよ〜と言われていたので、就活をメインにおいた生活という瞬間は全くなかったです。という話を踏まえて、就活に向けて意識してやっていたことは以下になります。

就活に向けてしていたこと

大学入学以降私が就職活動に向けてしていたことのメインとしては3つ
・大学内キャリアイベントや授業への参加
・インターンシップへの参加
・TOEICの受験

・大学キャリアイベントや授業への参加
他大学と比較をしたことがないのでわかりませんが、私の所属する大学は比較的キャリアセンターが主催するイベントや3、4年生の先輩方が行ってくださるイベントが通年で開催されている印象でした。なので、自身が対象であれば特に疑問を持つこともなく就職活動に関わるイベントには参加していました。これまでの参加実績見返してみたところ、大学1年次に1イベント、大学2年次に3イベントほど参加していました。

また、授業でもキャリアの授業があったので留学以前で取れる学期は取るようにしていました。累計で4単位ほどキャリアの授業をとっていました。単位数として決して多くはないですが、この授業で先輩方の内定先の企業や業界の情報を大学1、2年目に手に入れられていたのは良い経験だったなと思っています。

・インターンシップへの参加
大学1、2年次向けのキャリア大学や国際系団体のインターンシップに参加していました。

今では、1、2年次に就職活動をしている人も増えているほか、そもそも就職活動が早期化しているため年次に関係なくインターンシップに参加することもできますが、私の場合はキャリア大学の伊藤忠商事の1dayのイベントに参加していました。また、アクセンチュアの企業ワークショップなどにも参加していました。
また、私は長期的にインターンをするのがスケジュール的に難しかったので、国際キャリア総合情報サイトを経由し、名誉領事館で短期のインターンに参加したりしていました。


・TOEICの受験
大学1、2年次の頃は商社や外資コンサルなどTOEICの高得点が必要とされる、もしくは英語ができると仕事の幅が広がる業界を見ていたのでTOEICは毎年12月に大学内でTOEIC IPの受験をしていました。
一応受けていたスケジュールとしては、
大学入学前 3月(IP)
大学1年次     12月(IP)
大学2年次   12月(IP)、3月(公開)

大学3年次

就活に向けてしていたこと

大学3年次の私が就職活動に向けてしていたことは4つ(とはいえ、結果論に過ぎません。詳しいことは後々出てきます。)
・留学への挑戦
・留学先での海外インターンシップ
・ビジネスコンテストへの参加
・NPO教育プログラムへの参加

留学関係については過去の記事をみていただいた方が詳しいものもありますが…

・留学への挑戦
以前の記事にも書いている通り、私はタイ王国チュラロンコン大学へ10ヶ月の留学をしていました。
留学=就職活動に有利、ということはそこまで無いと思いますが、履歴書やESに書いてあれば一応目を引くということ、そもそも自分の研究をする(タイドラマとジェンダー描写)のに日本という場所に身を置くのが最善の選択肢ではなかったので、じゃあタイ留学しますか、という感じで1年半くらいかけて留学準備は進めました
詳しい内容は下の記事から

・留学先での海外インターンシップ
これに関しては今まで深く触れてこなかったですが…この際書いてしまいましょう。
タイに留学中、日本の大学よりも都市部へのアクセスが良かったこと、何より周りにたくさんの日系企業があったことから、よっしゃインターンやろ、くらいの気持ちでインターンを探し始めました。
正確にいうと、渡航前から調べていましたがコロナ禍だったこともありうまく見つからず、見つかっても企業からメールへの返信が全くないというような状況だったので、探すことそのものを断念していました。

しかし、就活が始まるまでに1社は経験しておきたいという気持ちはありました。企業で働くことそのものが自分に合っているのか、その素質を知りたいなという気持ちが大きかったです。アルバイトで民間1社(短期)、大学校内(1年半)を経験していたとはいえ、民間企業で長期的に働くという経験がなかったので、就活の前に民間企業で働く感触だけでも掴みたいと焦っていたのは大いにありますね。
何より、営業職ってどんな業務をするのか、電話苦手だけど克服したいから営業職やっておくのもいいよな〜なんて思っていたところに所属大学のOGの先輩の紹介で日系人材紹介会社のタイ法人でインターンをさせてもらえることになりました。ちなみに、ポジションは新規開拓営業でした。
業務内容としては

  1. 離脱顧客への電話・メール営業

  2. 1に関わるデータ分析

  3. 新規事業立案

  4. 翻訳業務

業務内容だけ見れば、日本国内のインターンでも大いにカバーできる内容だったと思いますが、営業をする中で英語やタイ語を使って仕事をさせてもらえたのは良かった経験だと思っています。

・ビジネスコンテストへの参加
上記インターンでは、新規事業立案もしていたの書いていますが、以前の記事の通り、新規事業企画は収益性を理由に検討数分で却下されるという挫折をしました。それから、上長と全く価値観が合わなかったことからインターン先へ感謝しつつも自分の精神のためにインターン先を辞めるという決断をしました。

それでも、タイにおける人材や就職活動には問題がたくさんあると感じていた私は「タイ人大学生向け就職マッチングサイト」なるものを事業内容として大学内のビジネスコンテストに参加しました。
参加理由はもちろんインターンを中途半端で終わらせてしまったことへの自分の中でのリベンジ兼就職活動に有利にならないかな〜という下心です。

めちゃくちゃ負けず嫌いな私は、インターンを辞めたことに対して執着が止まらず、5ヶ月で学んだことを何かの形で成果として出してやると躍起になっていました。企業の中では無意味だと言われることでも、大学生のビジネスコンテストであれば評価されるでしょう、と踏んでのコンテスト参加だったのはいうまでもありません。

あとは、結果が出ればESにちょっとはインパクトが出るかな〜とか思っていました。普段からこの商品もっとこうならいいのに、こうすればいいのにとお小言が止まらないのですが、せっかく学んだこともアイデアとして誰かに評価されなければそれだけの話。ましてや結果が出なければ自分の経験で終わりですが、逆に誰かから良い結果さえもらえれば、私こんなことできますと大声で言える権利をいただけるのでね。チャレンジしてみたという次第です。

コンテストの結果は予想以上に良いものでしたが、残念ながら就活中の面接官からの受けは悪かったのでほとんどエピソードとして出したことはありません。1人でビジコン出てる時点であまり使えるエピソードではなかったんですよね。負けず嫌いですエピソードで一度くらい使ったかしら?という程度。

・NPO教育プログラムへの参加
加えて、留学中の9月から12月にかけて、Very50の大学生向けプログラムの一つであるLeadership in Developing countries 通称LiDに参加していました。

以前の記事でもこのプログラムに関しては書いていましたが、タイ留学のきっかけを詳しいことを書いた記憶がこれまでにないので少し詳しく書いてみます。(追記:あの、1番最初の記事に書きましたね!はい。ま、でも改めて。)

そもそも、私は2020年にWOWOWでタイドラマに出会った母にほぼ引きずり込まれる形でタイドラマにのめり込んでいくわけです。ということで、私のタイ留学前のタイのイメージといえば、タイドラマに出てくるびっくりするほど整った顔と経歴の俳優、忖度商品の数々、そしてタイの高層ビル群のイメージ。

そのため、タイ=発展途上国とか開発途上国みたいなイメージがほぼほぼなかったです。ドラマからだけでなく、タイの俳優さんたちのインスタグラムやX(当時はTwitterでしたね、悲しきかな)をみていても、彼らの生活に貧しさを感じることはないわけです。街の風景などをみていても東京と遜色ないんじゃないの〜なんて思っていました。

だからこそ、渡航後のギャップにドン引き。大学付近にある高層ビルや高級ショッピングモールの前に連日いる物乞いをする老若男女、チップ入れを置いて楽器を吹く小中学生。ドラマや俳優陣のSNSにはない現実がそこには広がっていました。

でも、その状況をみながら大学に登校すると周りの優秀なタイ人の学生たちは運転手に送られて高級車で大学に登校し、持ち物はGUCCIの小さなバックにiPadみたいなことがザラにあるわけですよ。それが良いとか悪いとかではなく、それがタイにおける経済格差として目の前に広がっていたのです。

日本人の学生としてこの状況を改善する方法ってなんだろう。寄付やチップでは彼らの生活を長期的な意味では変えられない。じゃあ、ボランティアやいわゆる国際協力をしているNPOへ参加しよう!とは私の場合は全くならなかったです。
現場に行ってこそ得られる経験もあると思うんです。でも、私は渡航当時ほぼほぼタイ語は話せなかったし、自分がどんな場所でならホームレスの人や物乞いをする人たちの明日を変えられるのか、全く想像がつかなかった。スキルのないただの日本人大学生がボランティアや国際協力に参加したところで与えられるインパクトなんてほぼないに等しいのではと思っていました。

ならば、ソーシャルビジネスだろう!と思っていたところにLiDの広告がインスタグラムで目に飛び込んできたのでした。もうね、留学中とかスケジュールとか度外視でとりあえず応募した覚えがあります。ソーシャルビジネスを学んで実践できたら少しは状況が変えられるのでは、今すぐ出なくても将来に役立つだろう、就活にも少しは意味があるか?くらいの気持ちだったかな?と思います。
結果として、LiDで学んだビジネスフレームワークは就活中の自分を大いに助けてくれましたし、今関わっている活動にも反映しまくりです。感謝しかありません。

実際にやっていたこととしては、世界情勢を知ることに始まり、ビジネスフレームワークなどマーケティングに必要なことを学んだ上で、チームで実践というような内容でした。コロナ禍だったためオンラインでの開催ではありましたが、正直大学に入ってから初めてと言えるくらいガッツリのめり込んで取り組めた3ヶ月間でした。

考えていたこと

就活のためにやるぞ〜と思ってやっていたのは、留学中の海外インターンシップくらいなものであとは就活のESやら面接で話すエピソードに使えるかもな〜くらいの気持ちで挑んでいました。

というのも、留学前後に大学キャリアセンターの相談員の方に「留学中の就職活動」について相談をしていたことがありまして、その際に「無理して就職活動をするよりも、あなたが今興味のあることややりたいことに全力を注ぐことがこれから先のあなたのためになるから」と言って頂いていたので、じゃあ、やりたいことをやろうと目の前に降りかかってくるチャンスを全部掴み取りに行ったら上のような経験が積み上がったという感じでした。

なので、ここまで書いておいてそれかよってことをこれから書きますが、別に就職活動が始まるまで無理に何か活動をしなくても人間どうにかはなるということだと思います。興味あることやる方がいいと思います。

ただ、私は働くということに昔から興味があったので(幼稚園年長でホテルのフロントスタッフを夢見るくらいには)人生のどんな時でも一定程度企業や職業と言ったものに興味を持って自分から情報を取りにいっていました。正直、これはやっておいて損はないかなと思います。特に、業界を横断して仕事をしたいと考えている人、いわゆるコンサルティング業務を多岐にわたってやりたいに関してはたくさんの業界の情報が必要だと長期インターンを経てひしひしと感じされられたので、たくさんの業界の情報があるに越したことはないと思います。

ということで私的就職活動総まとめ①でした。
いかがでしたでしょうか?と言いたいところですが、まだ就職活動始まってないんですねぇぇぇ。なんということでしょう。Beforeしか書いてません。
②では、留学最終月から12月までの私の就職活動中の動き方や考え、やっていたことについて書いておりますので下のリンクからぜひご覧ください。

では、また次回。
ひより

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