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就職活動をしてみて

こんにちは、ひよりです
今回は就職活動について

留学後半から就活しなくてはと思っていましたが、やり始めると意外とあっという間だった気もしたり長い戦いだったなと思ったり
とりあえず、今まで就活してみての考えをアウトプットしておこうと思います

とりあえず、私の就活的プロフィール

・私立文系大学生
・学部:国際系
・大学での学び:社会学
・長期留学:タイ10ヶ月
・長期インターン:人材業界 営業5ヶ月
・英語:TOEIC 935
・所属:合唱団×2(SNS・HP運用)、NPO(大学生メンター)


1. 就活において必要なのは現役人事であって学生仲間ではない

賛否両論ありそうな書き出しですみませんね
私個人としては、就活コミュニティーとか大学の友達と就活を頑張るのは時間の無駄だなと思っています
もちろん、試した上での発言ですよ

高学歴と言われる学生がたくさんいるコミュニティーだろうがなんだろうが、結局自分の行きたい業界とか企業の人事が合否を決めているので
学生同士でウンタラカンタラ、元人事のウンタラカンタラ
最初の1-2ヶ月、全く就職活動について理解できてません状態で頼るのはアリだと思いますが、ずっと頼る必要はないと思っています

特に学生同士の仲間とか私はいらないなと思いました
面接練習もES添削も現役の人事複数人にしてもらうのが一番手っ取り早いし信用が置けるなと思っています

もちろん精神的に友達とか周りの人に頼りたくなる人も多いとは思うんですが、
早く動いていろんな企業の人に自分を見てもらう方が友達よりよっぽど自分のことわかってくれることもあります
深く知っている友達もあくまで友達であって、仕事でその人とうまくやれるかは別ですし

ま、企業や人事によってその辺のクオリティーは変わってくるのでたくさん話して比べるしかないですが、何にも知らない大学生よりは多少は社会人の方が物事知っている場合が多いはず

あと、give and takeがうまくできないことが多かったということですね
普段からめちゃくちゃ仲良い友達と就活の話をしますよ、ES添削しますよ
みたいな場合はなかなか起こらないかなと思いますが
私の場合は就活だから連絡しましたみたいな人たちからES添削やら何やらで努力搾取をされた経験が複数回あったので
察し😵‍💫みたいなことになりましたね
なので人事の人たちを頼る方向に全振りしました
自分としては、間違った判断でなかったと言い切れると思います

2. ありのままの自分を曲げてまで就活するぐらいならその会社も業界もあなたにとっては無意味じゃない?

これに関しては多くの元人事の人や自称キャリアアドバイザーの人がXやらIGでよくやっていることに反するんですが
企業に合わせたエピソードトークの選び方を企業に合わせる、これはまだわかるんですよ
人に合わせて話題や話すスピードを変えるように企業にあった話をする、それは当たり前ですよね
おじいちゃんに話すのと社会人に話すのでは話すスピードや用語を変えるのと同じです

でも、適性検査の解答を自分が思っていることと違うことを解答するとか、〜〜すれば落とされないとか
それであなたの人生決まっていいの?って思うんですよ

企業のネームバリューとか規模とか大手なら、稼げればなんでもいい
って思ってる人とかそういうキャリアの選び方する人はいいと思います

ただ、社風が合わなくてさっさとやめてもいい、自分に似た人が全くいない会社でも仮面被って生きていけるって言う人
数としてどれくらいいるでしょうかね

私は私らしくいられない環境とか5分でも居たくないのでこういうことはしなかったです
自分の信念とか性格曲げてまで会社のために働きたいとは思わないし
自分だからこそ価値を創り出せる環境に身を置きたいのでやらないっていうそういうことです

おかげでその分落ちますけどね
最初の数社とか最終前で落ちると流石に凹みますけど、結局就職するのは1社なので
あーね、私いらないのね、私も別に君の会社で働けなくても人生終わらないから大丈夫だよん、ぐらいのテンションで就活してないとやってられません

3. 普段から自己分析していた人が有利だよね

これは正直就職活動だけの話ではないですが、普段から自分のことをいかに客観的に冷静に見られるか
結構大事だと思って生きてます

自分がやりたいこと、自分の性格、自分が絶対に曲げたくない信念みたいなものを明確に言語化していたからこそ企業を選ぶ上でも、業界を選ぶ上でも役に立ったと思っています
就活で自分の生きたいと思える会社を見つけられる人、そんな会社で働いている人は、自分を冷静に分析できる人が多いなと思っています

どんなに業務内容が魅力的に見える企業でも、経営理念や社員の人たちの雰囲気でありえないと思った会社いくつかありましたし、
そう思った会社に行かないと判断できるのもいつもの自分をどれだけ客観的に見られているかで企業と自分のギャップに気がつけるはず
自己分析やっても正解が見えないとか言う人いますけど、正解とか無いと思います
私もまだまだ自分のことを言語化しきれてないので、社会人になるまでにはやっておきたい気持ち

あと、AIとか周りの人間にも頼りましょう
この後にも書いてあることですが、人事の皆様方を頼って(?)自己分析の類は進める方が良いです
あと、友達とか家族に聞きづらいならいろんなところに自己分析のツールは落ちているのでネットのやつとか一通りやればいいと思います

MBTIとかでもいいです
MBTIそのものが批判されているのも見たりしていますが…
とにかく、私は、INFJ-Tで社会貢献性の高い仕事がしたいって言うのがわかっていたのと、誠実な人が好きって言うのもわかっていたので、
企業を見るときに事業内容と社風はMBTIに照らし合わせながら就活してましたし、実際そういう企業しかESも面接も受からない傾向でした
私が全面的にそれを顔に出していたのかもしれませんがね!

4. スカウトサービスは迷わず使う、エージェントは選ぶ

スカウトサービスは就活始めたらさっさと使うべきです
リクナビとかマイナビにも機能ついてますけど、あれは内定につながるスカウトがあまり来ないのでスカウトサービスとして展開してるものを使うべきかと

私がメインで使っていたのは下の5つ
・Offerbox:中小、ベンチャー
・キミスカ:大手、中小、ベンチャー
・キャリアチケット:中小、ベンチャー
・openwork:外資、ベンチャー
・エシカル就活:大手、ベンチャー

就活初期の頃(3-4ヶ月間)はいろんな業界見にいこ〜ってノリと勢いで月に20社くらい話聞きに行っていたので
スカウトでオファーもらった企業はほぼほぼ説明会やインターン行ってました
体力的にキツかったですが、おかげでGDも面接も8月くらいには慣れてきたなって感覚でした
(そもそもGDも面接も場数を踏んできたタイプなので、就活バージョンを学べたという意味での慣れたという定義だと思っていただいて)

何よりスカウトを使うべき理由は学生側より人事の方が目が肥えているからです
学生側は社会のこともろくに知らないのに就活するじゃないですか
だから、こんなことがやりたいとか理想はあってもそれがどこの企業でどれくらいの割合の人が何年目からできるかしらみつぶしに聞きに行って調べて行かなきゃならない
それだけでなく、多くの人が自分のこともろくにわかってないはず
(正直10月、11月に自己分析と企業分析が細部までできている人は上位数%だと人事の方もおっしゃってました)

なんなら多くの学生はやりたいことなんかないんじゃないでしょうか
でも、企業の人事は「こう言う性格のこんな学生がX人欲しい」って言うのが過去の経験や社風、組織規模からあるわけで
それなら、自分でひたすら時間使って就活をするよりも企業の人に見つけてもらった方が良い
サービスを利用するにはES的な内容のものも書かなければいけないですけど、就活通して何回もやるのでいい練習だと思って取り組んだ方が良いと思ってます

もちろん、大手ばっかりからスカウトが来るわけではないので、何がなんでも大手に行きたい人からしたら魅力的ではないかもしれないですが、
就活中盤くらいになると自分に合う企業の特徴とか社風とかもわかってくると思うので、
オファーが来る会社の特徴とか自分の経験を踏まえてどんな会社に行きたいのか再度考える良い材料にはなるかと思います

個人的には選考で終盤まで進んでいる企業とかからスカウトが来ることもあって嬉しかったりしました
企業側は就活生の情報が限定的にしか見えていないサービスもあるのですが、価値観がフィットしているという判断がなされてスカウトが来ているわけなので、自分の就活間違ってなかったと見定める基準にもなりますよね

それと、スカウトしか使っていないっていう変わった企業もこの世にはあるので、そういう企業と出会うためにも登録しておいて損はないかと
意外な縁で繋がることも結構あります

今後の成長が確実な業界を代表するような企業ですらスカウトonlyで採用してますとかありましたからね(衝撃)

プラス、スカウトくれる人事の人の中には、私の人生全部見てたんか??ってぐらいこちらのことをわかってくれるとんでもない人事の人がいたりします
そう言う人事の人にキャリア面談してもらうと、自分で考えてた自己分析より分析進むのでおすすめです

特に志望企業が定まってきている時期にキャリア面談をして、めちゃくちゃ正直に就活軸や社風でこんな会社に行きたいです、類似企業知りませんか?みたいなことも聞いたりしていました
選考で聞くとOUT〜って言われる企業もありそうな質問ではありますが、人事の人によっては、「あなたに合う企業が見つかるのがいいよね」という姿勢でキャリア面談してくださるので、そういう方には正直に聞いちゃいました
そうすることで自己分析+企業分析が他者から見てもマッチ度が高いのかを確かめられると思っています

そして、エージェントはマジで選ぶべきです
エージェントにインターン生としていた人間として大いに思います
あなたのことを真剣に考えてくれる人ももちろんいるでしょうが、あっちも仕事です
法人顧客とあなたをマッチングさせてお金をもらっているんです

エージェントにもよりますが、マッチングさせた分だけインセンティブがある会社もあります
したがって、あなたにその会社があってようがあってまいが就職させてこようとするエージェントだって残念ながらいます
なので評判はみましょうね、やばい人はやばいっすよ
うまいこと言いくるめてブラック企業とか自分のやりたいことができない会社に入れてくる人だっているものです
(ということを知っていたので、私はエージェントは使っていなかったです。新卒にエージェントを使う理由ってあんまりないとも思っているので使わなかったということもあるんですがね)

5. 企業も業界も見れるだけ見よう

これは、私の感想でもあり多くの社会人が言うこと
まず、私の感想としては人材紹介会社でインターンしてて、大学生って業界も企業も、なんなら社会のことも何にもわかってないなと実感したからですでも、就職活動中だけは合法的にいろんな企業の情報をタダで手に入れられる
この時期にしか手に入れられない情報も多くあるはずなので、業界はたくさんみて損はありません
私自身はインターン・会社説明会・各社イベントなどなど計81社・23業界(四季報を参考にしました)のものに参加しました
おかげで各業界の情報が掴めたので、社会のことが何にもわかってないというインターン始めたての頃よりは成長できたはず

あとこの数行くと、うわ!この業界絶対行きたくないってところもいくとわかるようになるのでおすすめです
で、そう言う業界は何社話を聞いても、どう転んでも自分の性格には合わんな、と
そして大体そういう業界は自分が苦手とする要素が共通してあるので、それをベースに今度は自分の志望企業を絞っていけましたね

それから、社会人の先輩方15人くらいに言われたのは、とりあえずいろんな業界見ろ、競合他社も見ておけってことでした
会社に入ってしまうと転職するまでその企業のことしかわかり得ない
コンサルとか会計事務所とか他の企業の面倒を見る業務形態の場所に行っても、結局全面的に他社のことを理解するなんて無理だよ
ともおっしゃっていたので、最低限でも業界・企業のことを理解したいなら、就活中にいろんな業界・企業に話聞きに行った方がいいそうです
会社員同士で会議してて教えてもらえる話と学生の質問に答えてくれるのではやはり情報量も違うらしいので

まとめ

はい、ここまで書いておいてなんですが、私の意見は万人に共感されるものだとは思っていません

私は多くの人が夢見る会社に興味もないし、自分のありのままを否定してくる企業はこちらから願い下げだという態度で就活してきたのでそもそも共感されないですよね〜のスタンスです

自分を曲げてまで数十年いるかもしれない企業に入る価値はないと私は思っていますが、多くの人はそう思ってないと思います
ネームバリューがあって、給料が高い、都会に暮らせるなら良いと言う人も多いでしょう

なので、私と同じ考え方をする人
例えば、社会に貢献できない企業、顧客にも社員にも誠実に仕事ができない企業にはいきたくないよ〜と思う人にはある程度通ずる話かと思って書いてみました

それから就活が人生のゴールでもなんでもありません
なんなら通過点でしかないと思っています
よく企業の人に「数十年働く会社だから」と言われましたが、私はそうは思ってないです

企業にはいってゴールでも、その企業で一生を過ごすわけでもないこの世の中の潮流の中で、
新卒として、ポテンシャルで採用してくれる貴重なこの時期にどこの企業に行きたいのか、その企業でどんなことがしたいのか、どんな価値を社会に提供したいのかをゴリゴリと考えるようにしていました
これに関しては社会人になってからも考え続けることになると思います

もちろん、夢も希望もないけど就活してますよって人も多いと思うので、どんな企業に行きたいとか、何がしたいとかない人もいるでしょうけど
「どんな社会なら、どんな生活ができたらあなたは幸せなのか、周りの人を幸せにできるのか」、考えてみてはいかがでしょうか

私は、いろんな人が自分の好きを当たり前に追いかけられる社会を作りたいと思って就職活動しました
それができる企業を選びました
ぜひ、あなたにとって価値ある企業を、そしてあなたの価値を提供できる企業に、業界に出逢えますように

ということで毎度のことながら長ったらしい記事でしたね!!
毎回読んでいただいているそこのあなた、ありがとうございます
では、また次回
ひより

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