偏差値の高い学校に行くべき本当の理由

ひよこです。今回は偏差値の高い学校に行くべき理由について、自称進学校と進学校の両方の在籍経験に基づいて書かさせていただきます。
今回はあくまでも学歴を求めている学生を想定して考えていきたいと思います。
結論から申しますと、「勉強量が減るから」です。
これは中学受験、高校受験で勉強を他人よりしているから必然的に減る、という意味と違う要素で受験勉強に向けた在学中の勉強量が減る、という2つの意味で捉えることができると思います。しかし前者では中学受験の算数が完全に大学受験で応用できるわけではない、みたいなことが多発しますので(勿論、高校受験の英語やハイレベルな高校対策で勉強した数学1Aなど、役に立つ勉強もありますが)あまり当てになりません。今回私が主張したいのは後者の方です。
では、Aくんは開成高校だからこのくらいの成績でも東大入れてあげるよ、ということ?と思う方もいると思いますが、勿論違います。

主にメンタルの話です。進学校というのはハイレベルな大学を目指す人たちが多く集まっていて、情報が求めなくても手に入ります。しかし、非進学校や自称進学校はそのような生徒は少なく、もし目指すのであれば孤独な戦いになります。また基本、情報を仕入れるならネットが頼りになります。今はネットが発達しており、勉強法から参考書情報まで逆に選択が難しいほど溢れかえっています。収集した情報を自分の状況に落とし込むのは、はっきり言って容易なものではありません。基本的に情報主は情報を受け取る側のことを知らないので広く言いがちですし、攻めた内容でもこれが本当に自分に当てはまっているのかわかりにくいです。そういう意味で情報を自分のものにするのはかなり難しいです。ではこれがクリアできて、ネットから自分にあった情報を集められたとしましょう。
しかしそれが本当に正しいのだろうか、という疑いの目を持ちながら勉強することを強いられます。目の前にその方法、その内容を勉強している人がいれば安心して勉強できますが、そうもいかず、常に疑心暗鬼で不安な状態で勉強しなければいけなくなります。そのメンタルをなるべく冷静に保つ体力は勉強をすることと同じくらい体力を使います。なので勉強量が半減する、ということになるのです。
実際私も、自称進にいた頃は毎日何の勉強をどんな方法で、どれくらいやるか、自分自身で管理して、それでも安心して勉強はできませんでした。逆に言うと、そのお陰で色々なことを考えて行動するようになりましたし、何でも信じるのではなく、周りの目を疑ってかかるという能力もつけることができました。高校から進学校に通ってわかったことは、周りと同じ勉強をしていたら平均以上取れる→それなりの大学に進めるという構造があるということです。だから勉強することに集中でき、より時間当たりの効果を得られるという訳です。自分は自称進での苦悩が役に立っているので、正直後悔はしていませんし、そのような環境はある意味よかったかもしれません。
なので、今自称進や非進学校に通っていて、不安になりながら勉強されている方も、それから得られることを考えれば、進学校に通っていないというディスアドバンテージをアドバンテージに変えられるチャンスだと、私は思います。

いかがでしたでしょうか。
今回は偏差値の高い高校に進学するメリットについて私の考えを書かさせていただきました。全てが全て不利、というわけではなく、そこからしか得られない教訓もあると思います。
拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。
ひよこ


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