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【有料級】ペルソナ設定 ~ターゲットの細分化~

前回書いた記事の補足記事です。
SNS収益化のステップ1で紹介した発信ジャンル選定。
その中でもターゲットの細分化が大切と言いました。
そこで今回はターゲットの細分化につていご説明します。
何度も言いますが、準備の部分が一番重要です。
しかしマーケティングの知識がない方には難しい部分も多いので、細かく説明するため1つの記事にしました。
是非この記事を読んで、超重要な『ペルソナ』という言葉を覚えて帰ってください。

1.SNSを収益化する際のターゲット

最初の記事でSNSのマネタイズの方法をいくつか紹介しました。
この記事では主にアフィリエイト、商品販売、スキル販売に共通した考え方を紹介します。
まずはじめに考えていただきたいのは、あなたがSNSで商品を売る相手(顧客)はどんな人ですか?
ダイエットジャンルなら痩せたい人。
転職ジャンルなら転職を考えている人。
投資のジャンルなら投資を始めようと思っている人。
このような答えはうちの子(小2)でも思いつきます。

ここで少し踏み込んでマーケティング戦略の中のターゲッティングという考え方を使ってみましょう。
ターゲッティングは商品やサービスを訴求する顧客層を決める事。
あなたの発信ジャンルがダイエット系で、売りたい商品がパーソナルジム(ライザップなど)の場合。
どんな人に商品を紹介しますか。
ただ痩せるだけでなくトレーニングで体を引き締めたい人。
一人じゃすぐに挫折してしまう人。
高価なので健康・美容にある程度お金をかけることができる人。
毎週決まった時間にトレーニングができる人。
などがあげられるでしょう。
この条件で考えると例えばライザップを80歳の太った年金暮らしのおじいちゃんに勧めても高確率で契約しないですよね。
なのでもし私がダイエット系発信者でパーソナルジムを商品にした場合、20代~30代・独身男性・年収500万円以上のサラリーマンというような感じでターゲットを設定します。
そして私は商品の紹介方法発信の時間帯利用するSNSなどが20代~30代・独身男性・年収500万円以上のサラリーマンにハマるようにすればいいんです。
これがめちゃくちゃ簡単にしたターゲッティングの考え方です。

2.SNSマーケティングで大事なペルソナとは?

ターゲットをより深掘りした考え方が『ペルソナ』というものです。
SNSマーケティングでペルソナはお手本となるような顧客像であり、実際にサービスや商品を利用する人物像です。
具体的な人物像が想像できるくらい、ターゲットの背景を考えます。
先ほどのパーソナルジムでペルソナを考えてみましょう。

32歳独身、上場企業の係長職男性。
学生時代はサッカー部でもともと運動は得意。
主に利用するアカウントは学生時代の友人が多く利用しているInstagram。
職場で重要な仕事を任される立場になったが、忙しさから不規則な生活となり体形がだらしなくなってしまった。
そろそろ結婚も考えたいが、出会いが少なくだらしない体形がネックで積極的になれない。
ダイエットしたいけど仕事の忙しさを言い訳にいつも挫折してしまう。
夏に向けて体を引き締めモテて結婚相手を見つけたい。

どうでしょうか。
実際にいそうじゃないですか?
全く同じじゃなくても、だいたい同じような境遇の人っていっぱいいそうじゃないですか?
ここまで背景を深掘りした顧客の人物像をペルソナと言います。
このような人にパーソナルジムを勧めると仮定してマーケティングを行うと、顧客に刺さる発信ができます

3.ペルソナが重要な理由

ここまでターゲッティングの考え方からペルソナについて解説してきました。
最初にも言いましたがSNSマーケティングでは『ペルソナ』が超重要です。
ではなぜペルソナが重要なのでしょうか?
答えは広告にコミュニケーションが発生する時代になったからです。

SNSが普及しておらず、個人が情報を発信できなかった時代。
広告は主に企業がCMなどで発信するものでした。
それは一方通行で多くの人が見るため、比較的広めのターゲットを設定していました。(先ほどの例でいう20代~30代・独身男性・年収500万円以上のサラリーマン)

しかしSNSだけでなくYouTubeや個人ブログなどで、世界中誰もが情報を発信できる時代になりました。
さらに発信された情報に対して誰もがレスポンスできます
そこで広告が一方通行ではなく、広告にコミュニケーションが発生するようになったんです。
個人がおすすめの商品を紹介すると、それに対して質問共感、時には反論などが発生します。
より共感を得た人が物を売れる時代になりました。
より多くの顧客に共感を得るために、顧客の背景を細かく考えるペルソナという考え方がWEBマーケティングの主流となったんです。

さらにInstagramでは2024年4月現在、ユーザー同士のコミュニケーションが重要とされるアルゴリズム(仕組み)になっています。
自身の販売する商品やサービスに合ったペルソナのユーザーとコミュニケーションをとることで、同様の性質を持つユーザーにも自分のアカウント・投稿が表示されやすくなります
そのためペルソナを考えて情報発信し、それに合ったユーザーとコミュニケーションをとることが超重要なんです。
これを知ってると知らないとでは、アカウントの成長に大きな差が出ます。
たとえ同じフォロワー数でも、収益額に大きな差が出るでしょう。

以上がSNS副業で『ペルソナ』を知っておくべき理由です。
必ず覚えておいてください!

4.初心者向けアドバイス

ここまでの内容が理解できても、いざ自分でペルソナを考えるとうまく思いつかない人も多いはずです。
「こんな文章だけでできたら苦労せえへんわ!」「初めて副業する人でもわかりやすいやり方を説明しろ!」
そんな方に一番簡単なペルソナを教えます。
それは『過去の自分』です。
あなたは自分が発信する分野で、すでに何かしらの行動をすでに起こしていませんか?
何かしらの成果が出ていませんか?
ダイエットならどれだけ痩せた。
転職なら昔と今で環境がどう変わった。
投資なら資産がどれだけ増えた。
行動を起こす前の悩んでいた過去の自分をペルソナとして設定します。
ダイエット→太っていて体形に悩んでいた過去の自分
転職→ブラック会社で転職を考えていた過去の自分
投資→給料が安く、資産が増えなかった過去の自分
のような感じです。

私を例に挙げこのnoteのペルソナが、過去の自分だとすると
31歳管理職、2人の子持ち男性。
サラリーマンでそれなりの収入はあるけど、残業や家での仕事で疲弊。
子どもとの時間を確保するために転職し、副業をはじめようと思ってる。
すぐにお金が必要ではないので、時間がかかっても資産性のある副業がいい。
SNSは基本的にしない。
というような感じです。

この手法を使うと『過去の自分と同じ問題で悩んでいる人』にアプローチできます。
この方法は私が考えたわけではなく、多くのインフルエンサーの方が推奨しているものです。
成功者の意見を取り入れる事はとても大切ですので、ペルソナ設定に悩んでいる方は是非参考にしてください。


まとめ

現代のSNSで集客するポイントはどれだけ共感を集めて、たくさんの顧客とコミュニケーションがとれるかどうかです。
コミュニケーションをとるためにかなりの労力がかかります。
その労力が無駄にならないためにも、正しい方向へ努力する必要があります。
最短距離で収益化するためにも、正しい知識でSNSアカウントを育てて下さい。


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