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気になるもの

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noteで気になるもの。メモ用です。
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2019年3月の記事一覧

本屋を<考えるため/問うため>に本屋をつくる。

本屋を始めようと思う。 昨年の9月末、僕の勤めていた本屋・心斎橋アセンスが閉店した。 その頃はまだ自分で本屋をやるなんて考えてもいなかった。 理由はどうあれ、思いもよらず出来た暇に色々な物を見聞きし、それから自分が行く先を改めて考えようなんて悠長なことを思っていた。 その間には有難いことに、今まで話す機会のなかった本屋の方や出版界隈の方の話を聞いたり、本についてのイベントに登壇したりと、新たな経験を積むことが出来た。 そうこうしている内に年を越し、そろそろ次の進路を考え始め

「Notion」ってどう使うの? 自分なりの情報の整理方法まとめ(2019年3月)

Notionについてレビュー記事を書いてからというもの、「使ってみたよ」という報告をもらうと同時に、「結局どんなふうに使えばいいのか分からない……」という嘆きもよく聞きます。 なので今回は、実際に自分がNotionをどういう風に活用しているかをまとめてみようと思います。(他にもいろいろページをつくっていますが、今回紹介する5つの基本パターンのどれかを応用した形なので、個別に紹介するのもあれだなと思い割愛しました) Notionのレビュー記事はこちら ▼ ・・・ 1)親

「ポートフォリオは必要なのか?」美大でもなくデザインを勉強してないところからデザイナーになり、のち会社を起業して、アートディレクターになった私が考える答え。

Twitterで、気になるツイートがあった。 このツイートが色々議論を生んでいて、私がデザイナーになった経緯を思い出してみると、ポートフォリオなんてなかったなぁと思い出した。 ゆかしさんのツイートへのリプライや周りの人たちの一連のツイートを見て、私なりに思うことを書いてみようと思ってツイートしたけど、140字にまとまらなかったのでnoteにしました。 私は美大卒じゃないし、デザイナーになるためのポートフォリオ作りはしていなかったまず私は、2019年現在、デザイナーを本職

本屋の効能

「何の本を買いに行くの?」 本屋に行くと告げた私に、彼は言った。 思いもよらぬ問いかけに、少しだけびっくりした。そうか、本屋に目的がないと行かない人もいるのか。 そういえば以前に「男は用がないと本屋に行かない」と言っていた人がいたのを思い出した。 私はそのとき、欲しい本があったわけじゃない。でもそこに行けば何かしら欲しい本があるのはわかっていた。久しぶりに近くに来たから寄りたいと思ったのだ。 SPBは駅から離れた場所にある。だからわざわざ私がその本屋に行くというか

自分でボールを持ってはいけない。

仕事ができない人は、自分でボールを持ってしまう人だと思う。 小学生の頃、僕はサッカー少年だった。ミッドフィルダー、いわゆる司令塔的なポジションだったわけだが、よく監督から怒られたことがある。「新平、お前はいちいちボールを持ちすぎだ」 ボールコントロールに自信のあった僕は、パスをもらうたびに一回トラップして、周りを伺いながらドリブルし、何かのタイミングを見計らう癖があった。たまにいいパスは出せているし、相手に取られたわけでもないのに、怒られる理由が分からなかった。 少しあ

本屋イベントをまとめたカレンダーを作りました。

「きょうはどこへ行こうか」 仕事や学校の帰りに、休みの日に、「映画でも観に行こうかな」という感じで、「本屋でも行こうか」となるひとがいて、「どんな映画を観ようか」という感じで、「どんな本屋へ行こうか」となるひとがいる。 いつもと違う電車で、いつもと違う街で、いつもと違う世界で、いつまでも終わらないでいてほしい時間を本屋は僕らにプレゼントしてくれる。 タイムラインもレコメンドもない「いま」を感じさせてくれる本屋のイベントしか載っていないカレンダーを作りました。 本屋さん

本屋を旅する店の日々 2018.9.13 木-2018.9.14 金

2018.9.13 木 8時過ぎ起床。やはり休むと起きるのが早くなる。疲れなのかな。朝飯もそこそこに田原町のReadin’Writin’で23日開催のトークイベント打合せ。店主の落合さんが話せる方なので安心して進める。しかし、集客に苦戦とのこと。宣伝、頑張らないと。 近くに最近できたばかりの道具屋で和紙製の領収証を購入した。オシャレな店だなあ。 昼食は渋谷の中華料理屋で豚味噌炒め。美味しいのだが最近は脂っぽいものをたくさん食べると怠くなるようになってきたので、好きだけどあ

こんな僕でも社長になれた - #全文公開 にあたって

貧乏、イジメ、登校拒否、ひきこもり、両親の離婚、月収6万で新聞配達・・・それでも人生は変えられる!ユーザー50万人を擁する革命的レンタルサーバー「ロリポップ!」を開発、今や年商13億まで登りつめた、paperboy&co社長・家入一真のサクセスストーリー。今話題の「ナナロク世代」の風雲児が、人生のカベに悩むすべての人々へ、勇気と感動、そして成功のヒントを捧げます。  お待たせしました。一番最初に出した書籍、「こんな僕でも社長になれた」の全文公開です。2007年なのでもう12