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お墓で禊の雨〜自費出版を決めた理由④

こんばんは、さくらです。
先日父の命日のお墓参りへ行った時の事です。
車で家に着いた途端、ポツポツとお天気雨が降ってきました。
母が傘を持ってきてくれ、二人でお墓まで歩きます。道端に菜の花が咲き誇っています。

持ってきた花や榊を供えて、お水、お線香に火をつけながら、「お父さん、いつも見守ってくれてありがとう。そっちはどうですか?元気に、、、いい調子にやっていますか?よく夢に出てきてくれてありがとう。元気そうで何よりです。」「娘も大きくなりましたよ。」など声をかけている間も雨がパラパラ降っています。びしょびしょになるような不快な雨ではなく、冷たさが気持ちいいと思える優しい雨。

お墓って不思議な空間。ご先祖様が眠るその地は、私にとっては「おじいちゃん、おばあちゃん、来たよ。」とご先祖様と話をする懐かしい場所。
私が一方的に話しかけているけども、きっとご先祖様はそれをちゃんとどこからか見ていて、「交信できている」と私は思っています。

私は独身の時、一人お墓に参って、墓石を磨いたり、線香を供えたりを3日続けて、「どうしても結婚したい。縁のいい人と結婚させてください。私も誰かを心から愛したい。愛する人と家族を持ちたいです。お願いします。」と懇願したことがありました。(恥ずかしい。けど、言っちゃいます。)

その時私は、懺悔もしながら、心の中で「お願いします。本当に今までごめんなさい。でも許してください。」など、夢中でご先祖様と交信していました。なぜか、涙が溢れてきて、号泣しながら心の中の思いを全て出して、帰りはめちゃくちゃスッキリ爽快で帰ったのを覚えています。

どうしても行きたくなったのと、当時、テレビ番組で「結婚したけりゃ、3回続けてお墓参りに行きなさい。」と占い師が言っていたのを見たから、私にそのタイミングがあったのかもしれません。

その3ヶ月後、知り合ったのが今の夫で、私には夫を見た瞬間にわかりました。
「この人だ。間違いない。絶対にまた会える。」
お墓で願った通りの人が現れ、一年後に結婚しました。

付き合っている最中、追い風を感じました。「これが、追い風ってやつね。順風満帆。勢いに乗っている。」まさに人生のピーク。

縁がいい人。というのは結婚してから確信を強めました。夫はお盆やお彼岸など、必ず、うちのお墓参りもしてくれます、両家を大切にする気持ちのある人です。

困ったときの神だより、もいいですが、困った時こそ自分の血のつながったご先祖様を頼るのが、手応えを感じられると、私の実感です。

急速に経済発達をしていて人口も世界一位になったインド。インドの人々は宗教が深く根付いていて、信仰心が厚く、子供も多い。興味深いです。

日本はお墓参りをする人が減って、お墓を持つ人も減って、家族のつながりも狭く、短くなっている感じがします。お墓は最強の開運スポット。ご先祖様に感謝の気持ちを送ったら、ご先祖様からもありがとう。と幸せがいただける。
最強のwin win に気づいていない人が多くてもどかしい。

だから、私は自費出版する事を決めました。
ご先祖様と自分を。過去と現在、未来をつなげるノートを作
って出版する事を。


お墓参りを終えて、「じゃあ、お父さん、また来るね。」と歩き出した時、ブワーッと強風が吹き抜けました。雨はもう、止んでいます。
お天気雨と突然の強風。何かある。と感じて検索してみると、
神社やお墓をお参りしているときに雨が降ると歓迎されているサインで、「禊の雨」と言うそうです。雨がお墓や自分を浄化してくれるのだそうです。
突然の風も同じ。スピリチュアルな感じです。でも昔から言われている事で私も不思議だけれど、なんとなくそうだろうと、感じた雨と風でした。
「お父さん、すごいやん。(雨や風を操れて!)」

そうか、私も雨と風で浄化されたのか。「お父さん、お願い、私の鼻炎治して。それとお腹の脂肪、取って〜。」

これを読んで、お墓参り、行こうかな、と思ってくれたら嬉しいです。


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