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自費出版 夫の了解は得られるのか?③

こんにちは、さくらです。
自費出版すると決めたけれど、出版社からは、私の考えている内容のものだとサイズ、ページ数、冊数などから150万円〜380万円の見積もりが届きました。
私は司会の仕事をしているけれど、子育て真っ最中ということもあり、今は夫の扶養内で納めています。

なので、正直、そんな大金を自分の夢の実現の為に使わせてもらってもいいのだろうかと1番考えました。娘はまだこれから大学進学や県外進学の可能性がありますし、私たちだって老後の蓄えが必要です。
だけどそんなことを言っていたら、いつまで経っても前に進めません。

私は「次世代の家系図付き過去帳〜つながるnote」
を出版することに決めました。
私は何の為に本を出版するの? 「先祖の事をわかる人がいるうちに記録しておくことが大事だと思うから。」「自分が今あるのは命を繋げてくれた先祖がいるおかげ。ということを多くの人に思い出して欲しいから。」

は冠婚葬祭の司会をしていて、家族のつながりや絆にいつも触れて仕事をしてきました。結婚で家族が増えることを、両家が大いに喜び、精一杯の祝福を送って新しい家族を迎えます。babyの誕生は家族親族にとって格別の幸せをもたらします。

病気で入院中の祖父や祖母が、孫の晴れ姿を祝いたいと、車椅子で酸素吸入器をつけて結婚式場へ来てくれたり、しわくちゃの年輪が刻まれた大きな手で生まれたひ孫を抱いたり、祖父母は孫、ひ孫へ無条件の愛を送ってくれます。

お別れの時は、「家族を愛した故人のことをいつまでも忘れないでいてください。」と喪主が言います。孫の為に田んぼへ手作りのブランコや散水機を作って遊んでくれた大好きなおじいちゃんとの別れを惜しみ、同じ棺に入って寄り添ったお孫さんもいます。

家族の中にも怒りや憎しみ嫉妬、嫌悪など負の感情が生まれることもあるけれど
家族にはそれぞれのストーリーがあってそれに会う度に私の心は震えます。

みんな人それぞれ。様々な人生を歩んでいるけれど、自分の親や祖父母のことがわかっているから、心が穏やかでいられます。
もしも、自分の素性が分からなければ、自分の親はどういう人なのか、どんなところで生まれたのか、とても気になるはずです。

自分のルーツを知りたい。という欲求は皆あるのではないでしょうか。
ルーツとは根っこ、先祖、根源。

英語では家系のことを「ファミリー・ツリー」(家族の木)先祖の事を「ルーツ」(根っこ)と言います。

私はこのファミリーツリーを取り入れた本を出版します。
こういう本は世に出ていないから。
1番だからいい。
今を逃したら、きっと他の人がこういう本を出してしまう。
私も人の為になる事をしたい。
先祖の写真を貼ってその人の人柄や好きだった事、思い出を記録しておくことは
次世代にも残せるし、先祖もきっと喜ぶはず。

など言って夫を説得しました(汗)
すぐには納得してもらえなかったけど、私の気持ちがブレなかったので。

でもよく許してくれたな、と感謝しています。


このnoteにも素晴らしい記事を書く方がたくさんいらっしゃって
有料級の記事を無料でありがたく読ませてもらっています。
本の出版を考えている方の何か少し参考になれば嬉しいです。

小説とかエッセイとか私には書けませんが、
私なりに世の中のためになる事の一つとして、本を出版しようと思います。

タイトル画像はhananosuさんです。キラキラしていてとっても可愛い。
意思のある前向きな女性のイメージでまるで私のようです(ふふふ)


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