ランプの宿 高峰温泉(高峰♨️)投宿
今回のカレンダー通りのGWは、帰宅してまだ1日休みがあるという優雅な暮らしを夢見て、3泊で終了する予定でした。
ずっとずっとずっとずーーーーーーっとそのつもりでいたのですが、GW間近のある日、あるお店で瓶ビールを数本呑んで気持ちよくなっていたところ、突然何かに乗り移られたかように勝手にアイフォーンを触る指が動き、秘湯を守る会のサイトでGW最終日チェックアウトの検索を始めました。
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そして、その結果、ランプの宿に空きがあることが判明しました。
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何ということでしょう。
まず、こちらは家から6時間以上かかる遠方宿で、通常の土日には中々訪問できないという第一のハードルがあります。
また、7月~9月?の土日や連休、夏休み期間中は自家用車での訪問規制という第二のハードルがあります。
そして、もちろん極上ロケーションにある極上♨️ですので、ハイ人気で予約困難という第三のハードルもあります。
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気付いた時には予約ボタンを押していました。
後に調べますと、GW3日目の横浜から自宅まで約6時間、横浜からランプの宿まで4時間とビミョーな距離ということが判明しましたが、1年に1回しかない貴重なGWですので、アイアイアイアイアイアイアイドンマーインド(バズコックス風)です。
という訳で、ホテルニューグランドをチェックアウトした後は、前日とルートを変える為にヒッチコック監督の映画のように北北西に進路を取るつもりでした。
しかしながら、Google map様の突然のヒラメキ💡によりルートが変更され、地下首都高をスイスイ走ることになりました。
地上に出た後は、反対車線の渋滞を横目に外環→関越→上越と進みます。
通った関越の多くは前日と同じであったのですが、前日は反対車線が大渋滞で、反対車線を通る翌日のことを考えて相当ブルーになっていたのですが、結果的に今回も反対車線が大渋滞となっており、渋滞知らずのナイスな旅程となりました(イチオー狙い通りです!)。
さて、最寄りのインターでハイウェイを降り、セブンイレブンでアルコホールドリンクを補充した後はジロデイタリアの超級山岳大決戦のようなコース(約10キロ・獲得標高1,000m以上)を進みます。
※ジロではピンクのゲラントトーマスが続いて欲しいです(【追記】最後の最後で・・・残念でした)。
ロードバイクな方々も頑張ってられ、車内からアレアレと小さくオーウェンします。
思い返せば、2年前の夏、東京オリンピックの自転車ロードレースでも山中湖畔でアレアレしました。
とにかくアノ時はメイン集団通過の迫力もそうですが、それ以上に撮影ヘリの姿が感動的でした。
上手く言えませんが、湖畔スレスレのところでホバリングして選手達を撮影している様がサイコーにクールでした。
操縦士も含めてフランスから来たと聞きましたが・・・。
もっとも選手達もほぼツールドフランスのままでしたので、レアリーサイコーの観戦でした(パリでの表彰式が済んだその足でシャルルドゴールから羽田へ飛んだようで、選手達のツイッターでもそれらを確認することができました)。
こんなことを思い出しながらヘアピンカーブの連続をクリアーしている内に標高2,000mの宿に到着します。
3年前の夏以来の訪問となります。
ロビーのランプ群団は本当にカッコ良いです。
よく見ると、あの小樽のトップブランド、北一硝子製です。
予約時は道路側しか部屋が空いてなかったのですが、JR何とかのキャンセルがあった模様で、渓谷側にしていただきました。
(比較してませんが)やはりコチラの方が良いです。
三重窓も健在です。
冬場はそれほど寒いということなのでしょう。
そういえば、1か月間に自宅も二重窓に改装しました。
建前上はSDGs(と防音)の為に導入しましたが、結構な補助金がブースターとなったことは否めません。
ログインボーナスです。
スタッフの方に天気をお伺いすると、夕方から雨が落ちる(降るではありませんでした!)らしいので、ログインボーナスを一気に済まします。
そして、廊下に出て野外の温活会場へ走ります・・・が・・・いきなりロストです。
あれ、野天風呂はどこにあるのでしょうか。
チェックインの際、訪問歴があるということで館内説明を省いていただいたのですが、実は何も覚えてませんでした・・・。
とりあえず飲泉コーナーで♨️gkgkです。
そんな中、狼狽えながら歩いていると突然目の前に2階の内湯が出現しました。
ということで、まずはコチラで温活開始です。
そうそうこれこれ、ココに入る為にココへ来たんですよーっていう感想以外には無い、間違いなくワールドクラスのパーフェクトな温活会場です。
向かって左は源泉槽、右は加温槽です。
この二槽式♨️とでも呼べば良いのでしょうか、このパターンが全世界に拡がってくれることを願います。
色が異なるのもワンダフルです。
源泉の七不思議です(残りの六不思議は不明です)。
風で揺れてる木々をボーーーーーーーーーーーーーーッと眺めながらの放置プレイがサイコーです。
まさかのロストからの落着きを取り戻したところで、改めて(というか今回は初めて)野天風呂への道程を確認し、いよいよ館内から外界へ羽ばたきます。
そこで、ゴオオオオオォォォォォと強風です。
かなりの強風です。
標高2,000mでの強風です。
少し吹き飛ばされます(嘘)。
そして、フラフラとサイコーの温活会場に到着します。
そうそうそうそうこれこれこれこれ、ソウソウソウソウコレコレコレコレ。
SOUSOUSOUSOUKOREKOREKOREKORE、SOUSOUSOUSOUKOREKOREKOREKORE。
シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルゥゥゥゥゥゥ(強風が湯面を波立たせている音1)。
シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルシュルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ(強風が湯面を波立たせている音2)。
コチラはワールドクラス温活会場というよりも、何というかバンジージャンプのようなものです(意味不明)。
ちなみに超高所超恐怖症です(一つ目の超は全体にかかっており、僅かな高所でも十分に恐怖症の対象となります)。
2階&野天のサイコーダブルアタックにより、すっかり気分が高揚します。
ジョニーサンダース&ザ・ハートブレイカーズの中国石を鼻歌りながら帰館します。
本来であればアルコホールドリンクの体内補充を行わねばならない時間帯ですが(既にカラータイマー点滅しています)、このサイコーの状態のまま1階の内風呂にもペネトレイトします。
こちらは日帰りの方も利用可能な温活会場です。
2階とは少し見た目が異なっています。
例えば、加温槽に湯口(2本出しのダブル仕様)があったり、全体的に少し小さい印象もあります。
縁の使用木材も異なります。
その中でも最も大きな相違点は源泉槽の温度です。
こちらの方が源泉温度そのままのヒンヤリ感を味わうことができます。
一方、2階は隣の加温槽の熱が源泉槽に伝播しているというか、何かそんな仕組みがあるのでしょう!と結論付けたくなるような源泉温度+αな体感温度です。
ちょうど極限状態にさらされている野天風呂と同じくらいな温度です。
ちなみに、この加温槽の熱が源泉槽に伝播しているのかも現象は、すぎ嶋さんの二槽式♨️でも確認することができます。
まぁ、そんなことはどうでもよくて、こちらの温活会場ももちろん、ソウソウソウソウコレコレコレコレです。
ますますスピードに乗って鳴り響くカラータイマー音を館内に響かせながら何とか部屋まで戻り、ビアーの補給を行い、♨️ライフの回復を待ちます。
そして、新鮮な気持ちで一杯の新入部員のような熱心さで「温活会場(♨️)⇔部屋(ビアー)」をモクモクと繰り返します。
そうこうしている内にディナータイムはずカムです。
宿泊者全員が同じ時間なので、皆でゾロゾロと会場に向かいます。
遠くに異国語も聞こえるインテルナシォナルな空間でいただくドメスティック料理です。
満腹になったところで、昨晩に修得した早寝癖が滝のように舞い降りてきます。
早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝早寝。
気が付いたら朝の4時でした。
20時前から記憶がありません。
とりあえず、早朝の温活をスタートさせます。
1階です。
ランプをボーーーーーーーーーーーーーーッと眺めながらの放置プレイをキメます。
ランプをボーーーーーーーーーーーーーーッ、ランプをボーーーーーーーーーーーーーーッ。
ついでに2階も行きます。
ランプをボーーーーーーーーーーーーーーッと眺めながらの放置プレイをキメます。
ランプをボーーーーーーーーーーーーーーッ、ランプをボーーーーーーーーーーーーーーッ。
部屋に戻り、あるもので喉を潤した後、二度寝をキメます。
そして、明るくなった2階に降臨します。
ついでに雨の野天風呂にも顔を出します(見るだけ)。
前日の標高2,000mからの眺望は姿を消し、雲の中の露天風呂と化しています。
ブレックファストタァァァァァァァイムです。
〆として1階で身体を清めてGWの温活は終了です!
*コチラでは石鹸類の使用が禁止されており、代わりに蛇口から出る創生水という強そうな水とタオルで身体を清めます(十分に効果があります)。
また来ます。
ユカゲンヨウ⛰️
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