『性嫌悪女性に「子どもへの愛」はあるか?(前半)』2023-10-31
「性暴力嫌悪」ではなく「性嫌悪」
前回のアルテイシア氏の『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』感想noteで、私は氏の「私たち(フェミニスト)が叩くのは性暴力ネタであって、エロや下ネタではない」という主張が完膚なきまでに間違っていることを示した。
自分のnoteなので遠慮なく有料部分から引用しよう。
彼女らは間違いなく、性暴力を嫌悪しているのではなく、暴力をまったく含まない性描写をも嫌悪している。
むしろ性暴力にたいしては批判的な作品や、逆に性暴力を防ぐ内容の作品すらもフェミは攻撃してきた。
たとえばしぐれうい氏の楽曲『粛聖!!ロリ神レクイエム☆』を使用したTikTokユーザーで「元うたのおにいさん」横山だいすけ氏や、その楽曲の動画に自社の防犯ブザーをモデルにしたとおぼしき小物が描かれていることを指摘したアーテック社が炎上させられている。『粛聖!!ロリ神レクイエム☆』は明らかに、ロリコン性犯罪者を罵倒する歌詞の歌であるにもかかわらずである。
また小学生向けの雑誌『ニコ☆プチ』に掲載された漫画『溺愛ロワイヤル』もまた、ヒロインに無理にキスを迫ろうとした男が、同じくヒロイン想いを寄せている他の男たちに制止される#ActiveBystander 描写の作品だったのだが、迫ろうとする部分だけを悪意を持って拡散され炎上させられた。
つまり実際にはやはり「性暴力嫌悪」ではなく「性嫌悪」なのだ。ただしもちろん、無条件な性嫌悪ではない。
彼女らだって、その嫌悪対象にはある条件がつきまとう。これも私が何度も言ってきたとおりだ。「弱者嫌悪」である。
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