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 2022年1月9日からNHKで放映されている、いわゆる大河ドラマ。

 本作の時代考証を、歴史学者である国際日本文化研究センターの呉座勇一氏が担当していた。
 しかし、彼がツイッター上で北村紗衣という武蔵大学の女性教授(イギリス文学)に対する批判的な発言が問題となり、時代考証を降板することとなった。
 形としては呉座氏から降板を願い出たことになっているが、実際にそうなのか、NHK側がそのような体裁を取らせたのかは不明である。

 彼の一連の発言については、本人のアカウント削除および、北村氏側がそのまとめ記事等の徹底的な削除要請や関係者の口封じを行っているため実際に読めるものが少ない。少なくとも現在画像等で記録できる限りの発言内容からはごくとく他愛のない内容に過ぎなかった。
 しかしフェミニスト・左派陣営は、彼のアカウントが【鍵垢】内での発言であったことを利用し「卑劣な陰口」とのレッテルを貼って集団リンチ的な
問題化へと追い込んだ。
 一連の経緯についてはこちらを確認いただきたい。

 実際に上記記事に残っているような投稿と比較にならないほどの悪質な差別発言や誹謗中傷があったのであれば、北村氏やフェミニズム側の行動パターンとして、喜んで画像化し自分達の「被害者化」に利用していた可能性が高い。つまり実際には他の発言も大差なかったと思われる。

 この降板事件だけでも呉座氏の発言内容に対する”罰”としてはバランスを失したものであったが、この呉座発言はさらに人文系の大学人を中心とした1300人以上の署名者による「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」という糾弾文書や、それによる呉座氏の実質的な失職処分へと至るに及んで、その行き過ぎた社会的ヒステリーに批判の声が起こっている。


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