見出し画像

【料理研究家リュウジのバズレシピ】

「料理研究家リュウジ」氏によるYouTubeの料理動画シリーズ。
 投稿主のリュウジ氏は、自著『悪魔のレシピ』が第7回レシピ本大賞グランプリを受賞した記念に下記動画を投稿した。

 ちなみに『悪魔のレシピ』はれっきとしたレシピ集であるが、題名の由来は「人間をダメにする」ほどのおいしさという意味合いを込め、その魅力を悪魔になぞえらえたものである。

 この同動画内でリュウジ氏は、「悪魔のレシピ」と題して漫画『デトロイト・メタル・シティ』の主人公である「ヨハネ・クラウザーⅡ世」風のコスプレをし、言動にもそのパロディを交えていた。
 そのため動画内でリュウジ氏がしばしば食材の豚肉を「メスブタ」と称したことがフェミニストの逆鱗に触れ、バッシングに遭ったという経緯である。

上記動画のワンシーン

『デトロイト・メタル・シティ』という漫画作品や、メタル文化そのものを知らなかったとしても、普段と明らかに違った異様なメイクと扮装で「悪魔」「魔界」などと連呼しながら喋っているのだから、何かのパロディであろうと見当がつきそうなものである。少なくとも「ナチュラル」に喋っているはずがないことくらい理解できないものか。

 そもそも動画内ではワインを「生き血」と呼んだり、豚肉以外の食材も物騒な表現に言い換えている。そもそも豚肉も「オスブタでも代用可能」と言っているのだから、「女性」だからではなく全体に表現を物騒にする冗談であることは容易に想像がつくはずである。
 思想的な偏向とはここまで人の目を曇らせるものなのだ。

 リュウジ氏はバッシングに対して「悪魔感の演出」という、動画自体から明白な意図を改めて説明している。


 またリュウジ氏は、2022年3月にも「鶏肉の無水バター煮」というロシア料理の動画をアップしたが「ウクライナの人々の気持ちを考えろ!」という心無いクレームを受けた。

 リュウジ氏はこれをきっかけに同動画の広告収益全額をウクライナに寄付し、また料理に罪はないという姿勢を崩さず動画の自粛要求は拒否することを表明している。


参考リンク・資料:

 資料収集等、編纂費用捻出のための投げ銭をお願いします!↓

ここから先は

14字
この記事のみ ¥ 100

ライター業、連絡はDMでどうぞ。匿名・別名義での依頼も相談に乗ります。 一般コラム・ブログ・映画等レビュー・特撮好き。