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【センシティブ設定】

 ツイッターの機能のひとつで、自分が投稿する画像や動画に警告メッセージを付けさせることができる。これによって、見る側は不愉快な画像を見ずに済ませたり、見る前に心の準備をしたりすることができ、投稿者は他ユーザーからの非難などを事前にある程度防止する効果がある。
 なおsensitive自体は本来「敏感な、繊細な、傷つきやすい」という意味。

 かつては自分が投稿した画像すべてに自動的にセンシティブ設定がついてしまうか、まったく付けないかのいずれかしかなかったが、現在はツイートごとに設定できるようになっている。

【Twitter】一部の投稿だけ「センシティブな内容」にする2つの設定方法【2022年版】より(上下とも)

 なお類似のメッセージはツイッターのAIによって勝手にそのように判断されて付くこともある。
 いずれも、ユーザーが見るかどうかを事前に選べる仕組みであり、ある種の画像を投稿したい人と見たい人の利害調整をする優れたシステムである。

 しかしフェミニストなどの表現規制派は、自分の嫌いな表現への糾弾を拡散するために「こんなもの【公共の場にふさわしくない】!」「子どもに見せられない!」「ゾーニングを求めてるだけ!」とうそぶきながら、センシティブ設定を付けずにそれを拡散するという矛盾した行為を行ってしまう。
 ツイッターの制限年齢はたった13歳であり、それも守られているとは限らない。つまりツイッターでセンシティブ設定をつけずに拡散する行為は、つまり子どもに見せることになるのである。
 この種の矛盾は極めて頻繁に発生し、むしろフェミニストが彼らの言う「子どもに見せられない絵」にセンシティブ設定を付けている時の方がはるかに珍しい。
 実際に、

 さらに度し難いのは、フェミニスト仲間同士で「だったらセンシティブ設定なしで拡散するな!」という怒られが発生しないことである。そうした指摘はむしろ彼らの言う【アンフェ】【表現の自由戦士】側からなされる。

↑この「センシティブな内容が含まれている可能性のあるメディアです」は「けいた」ではなくツイッターが判定して付与したもの。

 いかにフェミニスト達が、当該イラストや広告が子供たちに有害だというのを本心から信じていないか、もしくは子どもへの害など全く興味が皆無であるか、というのがこの現象に赤裸々に表れているのである。

参考リンク・資料:

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