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見栄っ張りな自分を変えたくて



たびたびわたしのnoteに出てくる単語。ミニマリスト。


知ったきっかけは確か四角大輔さんの「超ミニマル主義」。
この本を読んで私の中に革命が起こりました。

生きてく上でこんなに身軽でいいんだ、こんなに自由でいいんだって。それくらい今までまったく出会ったことのない新しい生き方だったのです。

その後ミニマリストしぶさんの「手放す練習」を読んで、しぶさんのお家のすっきりさを見て、さらに憧れを募らせます。

影響されやすい性なのでその時点で、自動車(家族用)に詰める分までには物を減らしました。


でもやっぱり、全てを無くすことは出来なかったんです。


まだ読んでない本とか、大好きな方の本とか、あとはプレゼントで貰った小物とか。今まで私を作ってきてくれたものたちはついぞ手放せませんでした。



そして今、ミニマリスト第2フェーズがやってきた、と感じています。



どういうことなのか。
ずばり、目的の違いです。

前回は「ミニマリストになる」ことが目的でした。かっこいい、という憧れの意識が強かったんです。

でも今回は、そうじゃないみたい。
「自分を変える」ことが目的で。

先程書いたように今まで自分を形づくっていたもの達を手放して、新しいものを選んでみたい。
そんな思いが止まらないのです。


実際前よりも、断捨離に時間をかけてます。

なんで捨てられなかったんだろう?
私はこの物にどんな意味を持たせてたんだろう?
持つことで(無意識に)得ている利益ってなに?

そう問いかけてみると、恥ずかしながらほとんどが見栄だったのです。

この本持っていたらちょっと読書家っぽくてかっこいいから。
クリエイターっぽく見えるから。
流行りを押さえてる、今時の子に見えるから。


もう顔を手で覆いたくなる理由の数々。
心の底からお気に入りのものの少ないこと少ないこと。




そんな自分を手放したい、と思いました。

ただ一筋縄ではいきません。
なんせ、それらを持ってることが私にとっての鎧であり心の支えだったわけで、手放すのはものすごく怖いし、正直心細い。


でもその空いた部分で、自分ともっと向き合えたらいいなと思います。
そしてお気に入りのものだけを選ぶ勇気を育てていけたらなとも思います。


26歳、転換期………になるといいな。
まっさらな空間で絵を描く時間を妄想しながら今日もせっせと断捨離をば。


整理したくなるのは、春だから、なのかもなあ。





今日のスケッチ

「FIGARO・JP」より

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