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未来の自分に期待する

朝、雨の音で目が覚めた。

起きたのは6時半。安定しない起床時間。
外は土砂降りだった。

最近はコミュニティでお喋りする前に出来るだけ緊張しないよう、良い香りの紅茶を用意するようにしてる。大好きなLUPICIAの紅茶。

これが効果てきめんで、香りをかぐと、ふっといつもの自分に戻してくれる。
荒立っていた心臓がすう、と落ち着いて、心がまあるくなっていく。フラットな状態の自分。
ありがたい。

良い匂いは、心を落ち着かせるのだろう。
暖かい飲み物が嬉しいと思うくらい、今朝は肌寒かった。



私はたまにやりたいことが多すぎて、身動きが取れなくなることがある。

ひとつひとつに対して解像度が低い、というのもある。
具体的な一歩に落とし込むことがとても苦手だ。

やりたいことが多くなる原因として、「人生で1番若いのが今」という価値観があった。

何歳からでもはじめられるけど、早いに超したことはない。
習得に何年もかかるのは分かってる。
だから、今、やらなきゃ。今、はじめなきゃ。

そうしてプレッシャーをかけすぎて、はて何から手をつければいいんだっけ?となるのがオチだった。

でも最近、その呪縛から少しずつ解き放たれている感覚があるのだ。

自分より上の年齢の方が新しいことに挑戦し続けている姿を間近で見るようになってからだ。

きっと、簡単なことではない。
ごくひと握りの方なのかもしれない。
それでも、少なくとも目の前にいる、という事実に勇気を貰う。尊敬する。

やりたいことはたくさんあるし、極めるまで年月がかかることかもしれないけれど、未来の自分ならきっと挑戦してくれる。
そう信じて今の自分は、今本当にやりたいことだけに挑戦しよう、こう考えられるようになってきた。

やりたいことは全部やんなさいよ!って自分もいるけど、身動きが取れなくなるよりはよっぽどいいかなとも思ってる。

書いていて、こないだ友人と電話した時のことを思い出した。

いいなあ、すごいなぁと思う憧れの生活があるとして、自分がもっと初歩的なところにいると感じた時の話。
友人は「私はまだその段階ではない、と思って頑張ってる」といった。

それが私にはとても前向きな言葉に聞こえた。
決して、今の自分を否定しない。
でも言外に「絶対にそこに到達してやるんだ」という気概も感じた。そう思いを込めていたかは分からないけれど、そういう人が辿り着くんだろうなとも思った。

とにかく、大事なのは1歩ずつ歩いていくこと。

身軽でいる方がいいってこと。

そのためには、少しくらい未来の自分に期待して、今の自分の荷物を減らすのもいいじゃない。

そんな最近の学びでした。

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