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「歌」っていいなあと思った話


昨日久しぶりにお昼に「のど自慢」という番組を見ました。


一人暮らしの時はテレビが家になかったので、見るのは3年ぶりくらい。

老若男女色んな人の歌を聴く。
震えてる声や手。
なんだか込み上げてくるものがあって、気付いたらぽろぽろぽろぽろ涙がこぼれるのです。

自分でもびっくり。


きっとものすごい緊張と高揚感の中、歌っているんだろうな。
周りの人達に背中を押されたのかな。見ていてくれる人達がいるのだろうな。

そんなことを考えて、まるで自分もそこに立っているような気分になってしまいました。
挑戦してる姿というのは、やっぱりかっこいいですよね。




昔から、音楽に携わる人にはどう足掻いても勝てっこないと思ってます。そっち方面の才能はからっきしなんです。悲しいことに。


前にダンスで表現出来る人がすごいと書いたことがあるけれど、それと似たような感情を音楽家(歌手や演奏される方含め)にも感じている。

絵も表現の1種であり、受け取り手によって抱く感情が違うというか、勝手に勇気づけられるようなところがある、と思っています。

歌はその範囲が広く、明確で分かりやすい。


正確に言うと歌詞がある曲が、ですね。
言葉が出てくると、伝わりやすさはぐんとあがります。

その分、解釈の幅が狭まったり、メッセージ性が強いだけに取り扱いも難しいかもしれません。でも、より多くの人に届けやすい表現技法だと思うのです。


久しぶりに心がこもった人の歌を聴いて、揺さぶられました。

歌の上手い友人を思い出して、さらに涙が込み上げました。


こういう時、自然と「ありがとう」という言葉が出てくるから不思議。

ああ、かっこいいなあ。すごいなあ。
そうか、勇気を貰えたから「ありがとう」なのかも。


そんなちょっとしたつぶやきでした。
おやすみなさい。

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