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嫌い好き嫌い好き嫌い嫌い好き

私はね、貴方と別れる決意をしたんだよ。
あの日言われた言葉がずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
重くのしかかって
ああ、これ以上この人に費やす必要はない。
そう思った。
はっきり冷めた。
目が覚めた。
決別しよう、そうおもった。
久しぶりの友達に連絡もできた。
きっと私の不幸を喜ぶ友達も居るだろうと思ったけど。
あの子は、私と同じだから、一緒に楽しい時間を過ごした子だから。
だから涙が溢れた。
寂しさからか、
またあの時みたいに笑える日が来るんだっていう
証明の涙か分からないけれど
仕事に向かう支度をしながら私は泣いた。

なのにね、
どうしてなんだろう。
そうやって決別した翌日から急にあいつは優しくなった。
客と揉めに揉めまくって、朝から馬鹿みたいにくだらないLINEでガーンと来て
絶対に休めないのに
絶対に休めない

そう思いながらフラフラと支度を青ざめた顔でする私
行かなきゃダメなんだ
スマホを見ればキモイ鬼のように来ているLINE
殺意とストレスで頭がどうにかなりそう
ストレス係数はとっくに振り切れていた
何故か頭の中には戸川純の曲が流れていた
そして不正出血していた
なんだかもう、なにも…
そんな時にあいつがかえってきた。


ただいま〜


そう言ってまっさきに

座っていた私にしゃがみこんでハグしてきた
私はその瞬間全てが決壊してしまった。
喚くように泣き崩れてしまった。
あいつは驚いて


どうしたん!?なにがあったん!?



その後はゆっくり話を聞いてくれた。

何故かその後説教もされた気がしたけど、
都合の悪いことはわすれた。

とりあえず今日は休みや。


でも今日行かないと、給与下がっちゃう。


仕方ないやん、今日は、もうむりや。


優しくそう言って2人でマクドをたべて
千鳥のバラエティを見て沢山眠った。


なんだこいつは。

1人になりたくない。



急激にそう思ってしまった。


離れたくない。



抱きつけば、手を取ってお腹に回してくる。



首に顔を埋めればよくわかんない匂いがする。
背中は臭い。
くさい。と文句をいえば、うるさい。
と言ってくる。

この生き物はなんなんだ。


どうせなら大嫌いにさせてくれよ。


もう二度と会いたくないくらい


二度と顔も見たくないくらい



二度と声も聞きたくないくらい




大嫌いにさせてよ。





辛い 



好きなんだ



好きなんだ結局




だけど私頑張れないよ



ごめん




もう頑張れない



かせげない。私の体力と精神力じゃ



無理だよ。

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