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過去の家計簿–2006年

2006年は新築マンションへ引越し、夫の住宅補助が無くなり、父親が末期癌で亡くなった年だった。
家計簿を見てみると、年収は夫婦合計で手取り800万円台に。そしてやたらとゴルフに行っていた。そういえばホスピスに入院していた父は、夫のせっかくの休日を見舞いに使うのは申し訳ないと嫌がるので、ゴルフに行くついでだと 言い訳してホスピスを訪れていた。父が亡くなったのはお盆の休み明けの次の週末だった。最後の一週間は仕事の後毎晩病室まで向かい、寿命が尽きようとする父を向き合った。なお、その一週間でかなり魂すり減る体験をしたためか、その後数年は父のことを思い出すと涙が出た。所謂PTSDというやつである。なお、この時の病院の帰りは毎回夫が迎えに来てくれていた。車で30分くらいだったけれど、今でも感謝している。

父が死んだ後、残業は少なかったものの、パワハラ上司に耐えきれず再度転職、
なんとか経理経験を1年間積むことは出来たが、未経験でも何故入社出来たかは上司がパワハラ過ぎて社内から人を調達出来なかったからだと 入社してから分かった。

なお、この件は詳しくはこちらに書いてある。

このご時世に求人があるのは大体訳ありが多い。2回の転職活動を通じてやっと理解出来たので次は紹介予定派遣で求職活動を始めた。
すぐに次が決まったが、残業は月30時間以内という条件がスルーされていた。
外資系のアウトソーシング会社で、米国本社から問い合わせがあれば即時対応が求められ、酷い時は50時間超えだった。
この頃は派遣会社もいい加減なものである。正社員になって欲しいと言われたが辞退して、また次の職場を探し始めた。
この頃から私の年収は下がり始め、夫の年収が上がり始めた。

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