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「しあわせ」のつくりかた

日本人は5人に1人と言われるほど鬱病患者が多い国です。欧米に比べてメンタルクリニックも普及していないことやライフワークバランスの問題などが原因として挙げられますね。

私自身は経験がないものの、周りには何人も精神の病気になってしまった人がいます。なぜそうなってしまうのか、自分の考えを綴ります。

私は周りの人たちに比べ、幸福度が高いと自負しています。その理由としては3つあると考えています。

①ポジティブ思考、ポジティブ発言

②些細なこことへの感謝

③幸福の要素を分散している

まずは①、私はもともとポジティブではなく、悪い方向に考えてしまうタイプの人間でした。しかし言霊というように、マイナスな言葉を発するとマイナスな思考になり、それがマイナスな結果を生むことになることに気づきました。それからは常にポジティブ発言を心掛けるようにしました。そうすると不思議と思考もポジティブになり、精神的に安定することができました。例えば仕事で怒られた時も、「成長するチャンスだ!」と思ったり、気に入っていたコップが割れてしまっても「新しいコップに出会える!」など、無理やりにでもポジティブに考えることで、本当にそう思うことができます。

続いて②、日本人の幸福度が低い理由は悲観的な国民性にあると思います。治安が良く衣食住に困らない生活は、世界人口の大多数が渇望しても叶わない環境です。その環境に慣れ、有難みを忘れてしまった人の幸福を満たすことは困難です。室内のベッドで眠れること、安全な水を飲めること、そんなことへの感謝があれば勝手に幸福度は上がっていきます。

最後に③、これは最も重要でありながら多くの人がしていないと思います。幸福の要素を分散するということは、さまざまな顔の自分を持つということです。仕事がうまくいかないことで落ち込む人は仕事に幸福を依存しているから、恋愛で落ち込む人は恋人に幸福を依存しているからです。私は大きく分けて仕事、趣味、恋愛の3本柱があり、その中でもさらに細分化しているイメージです。そのように生活の軸を分散させることで、たとえ仕事でうまくいかなくても、恋人に話を聞いてもらい趣味でストレスを発散するなど、幸福に「保険」を掛けることができます。

以上3点が私なりの「しあわせ」のつくりかたです。無意識のうちに実行している方もいらっしゃるかとは思いますが、意識的にこれらをすることでしあわせの根拠を持つことができ、安定性が上がると思います。



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