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「食べる」から『会う』にSHIFTする外食体験


自宅にこもり、毎日自分で食事を作る日々

テイクアウトやデリバリーもいいけど、外食したい

あのお店に行きたいな、あの人が作る料理を食べたいな、会いたいな

元気かな


不要不急の外出自粛要請により、外食する人も減っています。

休業している、テイクアウトやデリバリーに切り替えている飲食店も増えています。

あなたはコロナウイルスが終息したら、どこに食べに行きますか?誰に会いに行きますか?

ぼくなら


結論

先に伝えますね。

・コロナ終息後、消費者の飲食店への向き合い方が変化する
・「思い出があり、会いたい人がいる店」に通う頻度が増えるのではないか?

僕の想像する世界です。

こんな風に考えたんですよ。




仮説①コロナの影響で財布のひもが固くなっているのでは?

平日は在宅勤務、週末は自宅で本を読み続ける日々。
4月になり2週間経ちますが、僕は一度もお金をおろしていません。
財布の重さには全く変化なしです。
外食する機会がなくなったことの影響が大きいですね。

民間エコノミストの試算では個人消費が大幅に冷え込むとのことです。

・5月6日までの宣言期間中に国内全体の消費が平時より17・9%減ると試算。
・緊急事態宣言の対象地域では「外食・宿泊」への支出が平時と比べて9割減、「交通」「娯楽・レジャー・文化」への支出は半減する
・対象外の地域でも宿泊や外食、家具・衣料品などの支出が4分の3程度になるという。




仮説②終息後、以前よりは外食頻度も減るのでは?

今回のことがきっかけで「食の選択肢」が増えたように感じます。
自宅で世界中の美味しい料理が食べられますし、自炊の楽しさに目覚めた人がいるはずです。

プロがお店のレシピを公開する動きが広まっていますよ。
おうち時間が充実しますね。

▼「sio」の鳥羽周作シェフが手がけたレシピ

o/sioで大人気の唐揚げ、そしてo/sioならではの奈良漬のタルタルソースをご家庭で作っていただけるように、レシピのお裾分け

大好きなお店の料理を再現できたら、嬉しいですよね。
SNSで公開してつながることで「一体感」が醸成されます。
安心をもたらしてくれるはずです。


▼デリバリー
普及し始めるきっかけになりそうですよね。
少しずつですが利用者が増えているみたいですよ。

Q.新型コロナウイルスの影響でデリバリーする回数に変化はありますか?
・「増えた」が9.2%
Q.「増えた」と回答した方に。デリバリーする理由とは?
・作らなくていいし、家から出なくてもいい
・作る時間 取りにいく時間がないから
※デリバリーへの率直な意見がまとめられている調査です。
慎重な意見もあるので、始める際のきっかけになると思います。
・デリバリーする際、不満に思うことや改善してほしいと思うことはありますか?
・新型コロナウイルス対策として、飲食店のデリバリーに求めることは?


▼テイクアウト

Q.新型コロナウイルスの影響でテイクアウトする回数に変化はありますか?
・「増えた」が25.8%

Q.「増えた」と回答した方に。テイクアウトする理由とは?
・家の方がゆっくりと食べられるし、感染拡大を防げる
・毎日自分の料理に飽きたから

デリバリーよりもテイクアウトの方が利用者が多い結果になりましたね。
お店側にとって、すぐに始められるからなんでしょうか?気になります。



▼オンライン飲み会
また、飲み会もオンラインで楽しめることがわかり、以前よりも減るかもしれません。僕も週1回~2回、友人とオンライン飲み会を開催しますが、好きなものを食べられ、何時でも寝れるので最高ですよ。

オンライン飲み会サービス『たくのむ』

4月2日に同サービスの利用者がリリースから72時間で2万5000人を突破したと発表した。同期間で7000件のオンライン飲み会が開催されたという。
■引用
「オンライン飲み会サービス「たくのむ」リリース72時間で利用者2万人超に」livedor news

お菓子をつまみながら、参加していますが、今後はこだわる人が増えそうですよね。自宅で飲食店の美味しいおつまみを食べたくなります。


仮説③外食時は「自身の軸」によって選ぶようになる

支出に慎重になり、食の選択肢が増えた時、人はどのように外食するお店を選ぶのでしょうか?


外食の基準


結論で書きましたが、「思い出があり、大好きな人がいるお店」に通う人が増えると考えています。

SNSを見ていると、お世話になったお店の商品を購入している人が多い印象です。苦しい状況にあるお店や人を助けたい気持ちにあふれている優しい空間ですね。皆様の行動を本当に尊敬しています。

僕も友人の紹介きっかけでお取り寄せをしました。
「麺酒論 嚆矢」 

外出自粛が終了したら、紹介してくれた友人と一緒に会いに行きます。


また、直接、飲食店を応援するサービスも登場していますよね。

①「飲食店応援チケット」株式会社favy様
新型コロナウイルスの影響でお困りの飲食店をお店のファン・常連の方々が支援することができるチケットです。参加にあたり飲食店様のご負担はありません。チケット販売の売上は全額、ご参加いただいた飲食店にお渡しする。


②「さきめし」Gigi株式会社様

外出の自粛などで今はいけない自分のお気にいりのお店に、「後でたべに行くよ!」の応援の気持ちをこめて食事を先に購入して、落ち着いた後に食べにいこう、という活動です。飲食店の登録料、利用料は無料。


共通するのは「個人の思い出」だと考えています。
「いつもお世話になっているお店を応援したい!」
支援している人はそのように考えているのではないでしょうか?

支援する仕組みを作ってくださった企業様、本当にありがとうございます。
皆様のおかげで、気持ちを"かたち"に出来ています。


【休憩してくださいね】僕の行きたいお店

終息したら僕が行きたいお店を5つ紹介します。
気になる方は連絡くださいね。


1、元アルバイト先
外出自粛要請が出た時に、真っ先に浮かんだのは「アルバイト先の母」と慕っている"おばさんの笑顔"でした。
詳しくは2つのnoteをご参考に


2、GOGUN’S BAR 新橋

友人が働くBARです。
カウンターとテーブル席があるアットホームな雰囲気で、仕事帰りに寄りたくなります。働く2人の笑顔が本当に素敵で、、、また話したいな。
常連さんとも仲良く話せて、優しさあふれるお店です。
世界中の美味しいビールと手作り料理を食べる時間は至福のひと時です。


3、地元の割烹料理
小学生の時から家族で通う思いで深いお店。
父と初めて2人でお酒を飲んで語り合ったり、還暦祝いなど。気さくな店主が作る地元野菜をふんだんに使ったコース料理が絶品です。
季節によって内容が変わるんですよ。

4、がブリチキン

店員さんの掛け声で楽しくお酒を飲んだお店
人とのふれあいでこんなに料理はおいしくなるんだ。
また「男前」と呼ばれたいな。

5、大学時代の思い出が詰まった居酒屋
おかみさんの「いらっしゃいませ」を聞くだけで元気になれる。
掘りごたつがあって、なんだか懐かしい気持ちに、、、
岡山の刺身や鶏料理がお腹を幸せに。

行きたいお店に共通する要素は「思い出」と「人」でした。
料理の味も大切ですが、「会いたい」という気持ちの方が強いんですよね。


飲食店への応援歌「心の解放」


思い出の1ページに書き込まれるような「空間」「人」「体験」が選ばれる要素となって大切になると思います。ますます、「人の温かみ」「おもてなし」が大切になるのではないでしょうか?

でも、僕は心配していません。

飲食店で働く人たちであれば、その力を持っているはずだから。
あなた自身、あなたのお店で働く仲間が持っている「喜んでもらいたい」という「思いやりの心」を解放していきましょう。


終息後の飲食店にて

「いらっしゃいませ!」「お久しぶりですね!」

「久しぶりだね~!」「○○さん、元気そうでよかった!」
「この日をずーっと待ってたんだ。今日はお腹いっぱい食べるぞ!」
「○○さん、いつものやつ!」

「かしこまりました!」

温かみのある言葉のキャッチボールがされていることを楽しく想像しますね。

この記事が何か1つでもきっかけになればいいなと願って。

では、また。


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