シェア
4431
2021年1月31日 20:38
「家族のごはんっておかしなもの作れないでしょ」 瀬尾まいこ著『幸福な食卓」の一節。訳あって一人暮らしをする母と主人公の佐和子の会話である。 実家にいるときは母が作る料理はいつも似通って、飽き飽きしていた。思春期も重なって高校生の時にこんなことを母に言ってしまった。「毎日同じようなものばかり食べて飽きる。レパートリーをもっと増やしてよ」 でも、一人暮らしを始めて自炊をするようになった