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2024/06/01[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山

Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。
2024/06/01 20時スタート ※約90分間・録音ナシ

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Clubhouseに於いて新聞書評欄の本の紹介を、ほぼ毎週土曜日に音声ライブ配信。本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でこつこつ開催しています。

こんばんは、今日は次の本を紹介したいと思います
今日の書評リストです。
2024年6月1日掲載 新聞書評
●朝日(6/1)
地雷グリコ」青崎有吾著 KADOKAWA 1925円 2023年11月
結婚の社会学」阪井裕一郎著 ちくま新書 1100円
地中海世界の歴史1 神々のささやく世界 オリエントの文明」本村凌二(もとむらりょうじ)著 講談社選書メチエ 2420円

●毎日(6/1)
進撃の『ガチ中華』」近藤大介著 講談社 1650円
地域社会圏主義 増補改訂版」山本理顕ほか著 トゥーヴァージンズ 3300円
グリフィスの傷」千早茜著 集英社 1760円

●日経(6/1)
TSMC」林宏文著 牧高光里訳 CCCメディアハウス 2970円
日米同盟の地政学」千々和泰明著 新潮社 1810円
私の身体を生きる」西加奈子ほか著 文藝春秋 1650円
トラウマとレジリエンス」ジョージ・A・ボナーノ著 高橋由紀子訳 白揚社 2860円

●東京(6/1)
教養としての『半導体』」菊池正典著 日本実業出版社 2200円
デジタル・デモクラシー ビッグ・テックを包囲するグローバル市民社会」内田聖子(うちだしょうこ)著 地平社 2200円

●読売(5/26)
ときを感じる お宿図鑑」吉宮晴紀著 学芸出版社 2200円
サメと救世主」カワイ・ストロング・ウォッシュバーン著 日野原慶訳 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう) 2640円

●産経(5/26)
無間の鐘」髙瀨乃一(たかせのいち)著 講談社 2090円
シンデレラのおねえさん」おくはらゆめ著 光村図書 1485円


その他・追加情報など(※トーク中随時更新)
■NHKの世界史を監修・本村凌二

■物言う建築家山本理顕

コーポラティブマンション!
https://bunshun.jp/articles/-/42312

グリフィスのきず
「ガラス表面には他の物質と接触したときに生成するきわめて微小なきず(通常〈グリフィスのきず〉と呼ばれる)が存在し,応力下ではその先端に応力集中が起こり,このきずが成長し,ついには全体的な破壊が起こると考えられている。」

■半導体といえば台湾だけれど

■元祖・細密画俯瞰図本!
河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫) 文庫 – 1983/7/27 妹尾 河童 (著)

■参加者から紹介してもらった本。

「書店員の心に刺さって抜けない 棘本」フェア
180冊のリストはリンク先PDFにあります


■こんな時に読みたい!私的おすすめ


社会学者の岸政彦さんの日記エッセイ本。
大阪人のことを知りたければこれを読んで、と思うくらい自分が日常的にしている心の中のつっこみが文章化されていた。
文字の並びも面白く、字でここまで関西人を表現できるんだと感動すら覚える。パートナーのおさい先生のイラストがまた素敵。おさい先生へのこれは愛だなと日記のそこかしこに感じさせられた。こういうのも愛なんだ、と。
現在の岸政彦さんのXと過去の日記を合わせて読むとなおさら感慨深い。
後半は伴侶動物(猫のおはぎ)について書き下ろし。

口に出して言うといえば、ラングドシャっていうお菓子、ぜったい口に出して言っちゃう。ラングドシャー。ラング・ドシャアアアア
ドッシャアアアアアアアア
シャアアアアア

にがにが日記2020/06/21より

・2024本屋大賞の続編
成瀬は天下をとりに行く宮島未奈著の続編。
勢いがある筆致てこういうことなんだろうな、と「今・旬」を感じた
地元の人なら、うんうんわかる具合が更にアップしていた。
Googleマップの過去と現在を見比べながら楽しめそう。

・推し小説があるのだけれどいまいちどこが刺さったか説明できないで悩んでる時に読みたい本。
なぜ働いていると本が読めなくなるのか著者三宅香帆さんの本。
とにかく面白い本が読みたいと「小説指南書」でなく「小説要望書」を作った。ある意味、推し活本。

動物のお医者さん現在版佐々木倫子さんの漫画で包括絶倒の動物のお医者さんの世界を楽しんだ人は多いのでは。チョビ=シベリアンハスキーでした。リラの花咲くけものみちは北海道の獣医学生の話。
大動物(馬や牛など)・伴侶動物という言葉が出てくる。
ペットでなく伴侶動物という言い方になっている。現在は犬猫などはもはや家族同然である。
そんなことが医療から取り組まれていると感じた。
家族問題や動物との命向き合い方、また恋愛もあり、とても良かった。
バランスが良いというのか。どのエピソードにも学びがあり、読後が気持ち良い。



・終わったあとの私的雑感
先日、本屋さんへ行ったときの出来事。
最初はスナイパーかー、と思った。
100均の隣に隣接している本屋さんで、8歳くらいの子供がえらく物騒なもの脇に抱えて絵本「大ピンチずかん」を読んでいた。
その物騒なものとは50cm以上ある黒い巨大水鉄砲。
今後起こるであろう出来事に本から学んでいたのだろうか。
妄想が止まらない。

鈴木のりたけさんの絵本は大人が読んでも面白くて勉強になるよ。
おしまい。


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